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行列の出来る店はどうして出来るのか!ならんでも行きたいは消費者にとってお得感! [産業の活性化には何が必要か]

20120504-1.jpg[カメラ]安住アナウンサーのテレビで紹介されて行列が出来ている東駒形の野口鮮魚店、行列のお目当てはランチタイムの盛りだくさんのチラシ寿司。

この鮮魚店は以前スパーの雑貨部門があった場所でそれ以前は居酒屋さんがありました。

それなりにファンが居た場所ですが、やはり景気の低迷には勝てず残念ながら次々に撤退しましたそこに登場したのが鮮魚店です。

開店当時から品質の良いマグロなどが多く販売され平均所得237万円とう言う墨田区内の平均所得の経済状況を考えるとかなり厳しいのではないかと思われました。

その後鮮魚店とケーキ屋さんが同居するなど変わった試みが行われ、そこで登場した客席でランチを始め盛りの多いチラシ寿司を出したところ話題を呼んだ様です。

日本経済はデフレ経済で低迷は続いていますが、潜在的な需要は減って居ません。

それは、先が見えない上に公共料金の値上げや増税論議で安心して消費出来る環境では無い事が挙げあられ、更に家計の収入面から無駄が出来る余裕が無い事が平均所得237万円と言う統計からわかります。

潜在的な需要は減って居無いと言う根拠は、抑えられた家計支出がある反面、その反動として人間の欲求があります。

例えば美味しいお寿司を腹いっぱい食べたい、これは自然な欲望でこれを制限するのが手の届かない価格です。

人間の美味しいお寿司を腹いっぱい食べたいと言う欲望と供給側の提示する価格が、双方の間で見合えばそこに需要の拡大が発生します。

しかしながら、世界的なマグロの消費の拡大は価格を押し上げていますので供給側は実際は大変だと思われます。

鮮魚店と言うメリットを活かしてこうした難問を解消しているのかも知れません。

一方では、激しい価格競争から海外で調達する動きが加速して、現実は国内の漁業が疲弊し衰退している事を見逃してはなりません。

大手のチェーン店等では現地で直接買付けを行うところが増えていますが、単に安いだけを追いかけると価格競争の激化で生産者が逆に減り供給が不安定になる可能性があります。

消費者は、単に価格に走らずに生産者の労働コストに見合う適正ない価格で購入する事が必用です。

しかしながら、消費者の美味しいお寿司を腹いっぱい食べたいと言う欲望を満たす為には、たまには贅沢をしたいと言う心の隙を満たす商品構成と価格を考える必要があるのではないでしょうか。

筆者も以前北海道へ行った時に市場の魚屋さんでうにやイクラが安く売られて居たので、コンビニでごはんだけを買い魚屋さんで買ったウニやイクラをかけて食べました。

やはり、ごはんの上にごっそりとウニやイクラが載ったご飯は格別である事は言うまでもありません。

下町っ子はあまり格式ばった贅沢よりも鮮度が良く大量に、たまに食べる事が粋なのかも知れません。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.154~0.137マイクロシーベルト(午後11時から午前0時)


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