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墨田区聴覚障害者協会創立60周年記念大会のご報告!災害に弱い障害者を如何に守るか! [ニュース]

20120512-1.jpg[カメラ]手話サークル「すみだ」が作ったバンダナです。

聴覚に障害を持つ人は見た目では聴覚障害かどうか普通の人には見分けが付きませんし、手話が出来る人も見分けが付きません。

そこで考え出されたのがこのバンダナで二つに折れば聴覚障害者である事が解る「耳がきこえません」と言う文字が書かれ反対側には「手話ができます」と書かれ手話で知らない者同士が交流できる仕組みになっています。

12日曳舟文化センターで墨田区聴覚障害者協会創立60周年記念大会が開催されホールを埋め尽くす程の聴覚障害をお持ちの方がいらっしゃり聴覚障害の方との交流が如何に必用かを痛感しました。

手話が出来ればこうした方々と多くの交流が出来ますし、これ程多くの方々が障害ゆえに社会参加の場を奪われているとしたら大変な問題です。

昨年の東日本大震災ではこうした障害をお持ちの方が身に迫る危険を知る事が出来ず命を落とされた方が多くいらっしゃいます。

JDF日本障害者フォーラムと日本財団の調査では、東日本大震災での障害者の死亡率は健康な方の2倍であったと報告しています。

災害に弱い障害者をどう守るかや、障害者の社会参加の場をどう作り出せるかが行政や政治の課題です。

特に聴覚障害者の場合は災害発生時に的確な情報をどう伝え、どう避難誘導するかが大きな問題です。

現在はIT技術がかなり進んで居ますが、聴覚障害者の為のIT技術はかなり遅れたままです。

これ程携帯電話が普及していても聴覚障害者用の携帯電話はありません。

しかし、こうした機器を作るメーカーさんにとってこうした機器の開発や商品化は大きなビジネスチャンスになるのではないでしょうか。

手話で話せる携帯電話や聴覚障害者へ危険を知らせるシステムや避難誘導するシステムが作られれば世界的なマーケットが存在しますので、是非メーカーさんに開発して欲しいと思います。

開発や普及促進の為に尽力したいのでメーカーさんからのご連絡お待ちしています。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.150~0.137マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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