オウム事件に見るカルト教団の恐ろしさ!マインドコントロールの仕組み!狙われるタイプとは! [各種問題]
戦後最大のテロ事件を引き起こしたオウム事件ですが、宗教の名の基に行われるマインドコントロールは善良な市民がある日突然殺人兵器に変わってしまう事をこの事件は教訓として残したのではないでしょうか。
マインドコントロールには、先ず切っ掛けがあります。
最初の段階では布教色を出さずに、誰でもが関心の持ちそうな話から始め洗脳し易いタイプかそうでないかを見極める様です。
先ず、カルト教団は複数の一般信者が布教を装い勧誘から始まり、人間の不安や悩みをあおる様な事を言い教団の幹部に合せるなどと言って複数の教団関係者に合せます。
仲間が多い事を強調しながら、次第に教団関係者しか付き合いが無くなる様に一般社会から隔離してしまいます。
この段階になると途中で脱会しようとしても「心配している」とか言いながら複数で脱会阻止の動きが出て、最悪の場合は教団に連れ戻されるなど事件が起こります。
カルト教団の特徴はこうした兆候があればカルトと考えましょう。
他の宗教の存在を一切認めない、信者間でしか通用しない言葉や単語が使われる、教団関係者以外との交際が制限又はしにくくなる、教祖だけが絶対と賞賛する、教団内部での上下関係が構築されている。
カルト教団は、従来の人間関係を断ち切らせ囲い込む為に、信者以外の者と交流する機会をマインドコントロールし易くする為に次第に奪って行きます。
人間の弱みに入り込む方法は、人間誰でも長い人生では苦境に陥る事が多いのが当たり前なのですが、信仰心が無いから自分が悪いのだと思わせ、誤認させます。
人間誰でも長い人生では苦境があり時間と共に克服されるものですが、これを信仰のおかげだと錯覚させてしまいます。
こうなるとマインドコントロールされていますので、今度は脱会させない為に信仰を怠ると再び最悪の境遇が訪れるなどと言い恐怖感をあおります。
次に信仰の証しとしてより多くの信者を勧誘したり、定期購読の新聞や雑誌を必要以上に売り付けたり多額の寄付を推奨したりご利益があるとされる商品を売り付けたり売らせたりします。
こうして吸い上げられた資金で豪華な教団施設が作られたり、大きなイベントが行われたり、出版物やPR映画が作られます。
マインドコントロールの恐ろしさは「信じたら疑いを持たなくなる」と言う麻薬の様な恐ろしさがあり、これを解くにはこうした団体から完全に隔離するしかありません。
善良な市民が何故突然殺人兵器になってしまうのか。
人間は本能的に殺人には抵抗がありますから、殺人を別の信者しか通用しない特殊な言葉で置き換えてしまいます。
オウム事件では人を殺す事を「ポア」と言い、イスラム過激派では「ジハード」とかの言葉に置き換えてしまい、信者間では最高の栄誉であるかのような誇りを持たせ罪悪感を消し去ります。
世界中で発生するテロ事件の多さを考えると、意外に簡単にこんな事が出来てしまうのが解るのではないでしょうか。
どんな人が狙われるのか。
ズバリ集団への依存心が強い小心者(臆病な人)が狙われます。
その中でも純粋な人程利用価値が高いのです。
人間は面白いもので小心者でも数が集まると強くなったと勘違いして大胆な行動をするのと同じで、その中でも強そうな人や集団に依存すると自分も強くなったと感じてしまいす。
裏を返しますと孤独に弱い人や依存心が強い人、何でも受け入れてしまう純粋過ぎるNOが言えない人がカルトにはまり易いのかも知れません。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.137~0.129マイクロシーベルト(午後11時~午前
時)