日本スーパーコンピューターで世界2位に転落!米IBM sequoiaが世界最速に! [技術立国日本のハイテク技術]
世界スーパーコンピューターランキングで最速は、IBM sequoiaが最速である事がわかり、日本のスーパーコンピューター「京」は2位に転落してしまいました。
sequoiaの計算速度は毎秒1京6320回で、これに対して日本の「京」は毎秒1京510回となり、「京」1.6倍早い事になります。
スーパーコンピューターの速さは大変重要で、軍事的には暗号の解読などで使いますと敵の情報を素早く知る事が出来ますし、病気を治す為の新薬の開発や天文学、人口知能等膨大な情報をそ処理する必要があるものには欠かせません。
最近では金融機関や投資ファンド等が、全ての金融市場の過去データーを入れて相場の予想やより効率的なポートフォリオを組み上げるのに使われて居ます。
こうした事を考えると、株やFXを個人的な感や独自の投資理論で利益をあげようとしても勝てない時代になっています。
敢えてやる人は必ず損をする確率が高い人ですし、刻々と変わる相場の変動や歪を人間が管理するには限界があります。
今やスーパーコンピューターに過去の値動きのデターや変動要因、現在の相場の値動き、金融工学、複雑な裁定取引、先物取引や人間の心理分析のデーターを入れてポートフォリオを作り運用させる試みが行われています。
こうした技術が向上しますと最終的にはスーパーコンピューターの速さやソフトウエアーの性能で運用実績が大きく変わる可能性があります。
しかしながら、究極的には同じデーターを基に計算する事になりますので、スーパーコンピューター同志が同じ回答を出す事になりますので、性能による時間差で勝敗が決まり、最終的には人間が決める事になるのかも知れません。
スーパーコンピューターの活躍に期待が高まりそうです。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.145~0.137マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)