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東京大空襲から67年戦争由来の土壌汚染の問題!32万発の焼夷弾の傷跡が今も残る現実! [各種問題]

20120617-1.jpg[カメラ]東京大空襲から67年経った今も戦争由来の土壌汚染の問題で経済的な損害が出ている事が区民の方からの情報でわかって参りました。

戦争何て知らないとか過去のものと関心を持たれない方が多いのではないでしょうか。

しかし、こうした知識が無いと思わぬ所で多額の出費を強いられる可能性がありますので、頭の片隅にでも置いて下さい。

今から約67年程前ですが、米軍が墨田区を中心に投下した焼夷弾の総量は1600トンと言われ、上の写真にある焼夷弾は投下総量からの算出された推計では32万発と言われています。

67年経った今何故問題なのかと言いますと、戦争由来の土壌汚染の問題で経済的な損害今も出ているのです。

それは何故かと言いますと土地の取引で土壌汚染を調査せず土地を取した場合、建物の工事や建設後に土壌汚染が発覚しますと、土地の売主が多額の損害賠償を請求される場合があるのです。

土壌汚染は、その土地に土壌を汚染する恐れのある工場等の施設が過去に存在していた場合と、自然界に存在する汚染物質がある自然由来のものに大別されます。

しかしながら67年前の東京大空襲で甚大な被害を受けた墨田区ではこれに加え、焼夷弾による戦争由来の土壌汚染が存在します。

焼夷弾による土壌汚染は、第一には焼夷弾に使われたガソリンによるもで、当時のガソリンには添加剤として鉛が使われていましたので投下された地域では未だに鉛が検出される可能性があります。

第二には、焼夷弾の着火剤として使用された恐れのある化学物質で白リンで大気に触れると燃焼する事を利用して着火剤にしていますが、白リンそのもが毒性があり科学兵器と使われてた事もあります。

この様な物質が32万発もばら撒かれた訳ですから空襲を受けた墨田区内では戦争由来の土壌汚染が存在します。

今後は、福島原発事故由来の土壌汚染も想定されますので、様々な対策や経済的損失を軽減させる政策を講じる必要があるのではないでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.155~0.137マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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