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区議会第2回定例会で契約3案件と心身障害者医療補助に関する陳情を採択すべく討論を行う [たった1人の行政改革!信念と行動が行政を変える]

20120614-1.jpg[カメラ]29日の区議会第2回定例会では21項目の議題が採決され墨田オンブズマンは以下の議案にについて反対を表明致しました。

議案第48号墨田区特別区税条例の一部を改正する条例

反対理由、区民税の退職所得の分離課税に係る所得割の額の特例を廃止や均等割の税率の特例の新設に伴い、実質的な増税になる事、その一方では開館されていないすみだ北斎美術館等の無駄を止めるべきであること。

議案第54号、第55号、第56号の契約案件については、3件全て反対しました。

理由は、それぞれの契約案件はタイトル程度の内容しか議員に知らされず、内容を知る為に仕様書を求めたが提示してもらえず、内容が把握出来ない状態では議会の議決が形骸化しを免れず反対の立場を取りました。

議案第14号心身障害者医療費助成に関する陳情

委員会審査報告では「不採択」とされましたが、墨田オンブズマンとしては採択すべきものと考えあすので不採択に反対鋳たしました。

議決前に議場で反対討論を行いましたのでその全文を公開致します。

委員会審査報告議案第54号、第55号、第56号についての反対討論を行います。

委員会審査報告議案第54号、第55号、第56号の全ての契約案件について墨田オンブズマンは反対を表明致します。

案第54号、第55号について反対の理由は、数億円と言う工事請負契約なのに、議案の判断に必要な内容は、殆どがタイトルだけで契約の中身が見えて来ません。

契約の範囲や内容を知る事が出来る仕様書の開示を求めましたが開示されず、内容が把握できないまま、良いか悪いか判断する事は出来ません。

第56号の物品の購入に関しては、品名と数量程度しか提示されず、肝心の品質や栄養、食物アレルギーへの対応や災害時での利便性についても知る必要があると思います。

しかしながらこれらの詳細を解らずして判断するような無責任な事は出来ません。

墨田オンブズマンとしては、議案第54号、第55号、第56号の全ての契約案件について内容を正確に把握出来ない状態では、区民の皆様に説明責任が果たせませんので反対の立場お表明致します。

委員会審査報告第3号について反対討論を行います。

墨田オンブズマンとしては墨田区地域腎友会からの陳情を採択すべきものと考えますので委員会審査報告には反対致します。

反対理由は、


そもそも、心身障害や腎臓病を患うご病気の方々を年齢で線引きする事について合理的な理由や根拠そのものが無く、予算上の都合を一方的に病気に苦しむ皆さんに押付けるべきではありません。

むしろ心身障害や腎臓病に苦しむご高齢の方の命と安心を守るのが政治の責務ではないでしょうか。先ず無駄な予算を削るのが先であり、人の命を最優先するべきです。

医療費の膨張で予算が無いと言う話を良く聞きますが、高齢化社会を迎え当然医療費も増える事は人口統計からわかっている事は言うまでもありません。そもそもこれを放置して来た政治や政策の責任である事に気づくべきです。

予算が無い事を理由に、切り捨ての為に年齢制限を加える事は、単に問題を先送りにするだけであり、心身障害や腎臓病を患う病気の人だけの問題では無く地域医療全体の問題に繋がります。

予算が無ければ無駄を削り、尊い人命を救う為に予算を捻出し、更に、地域医療を守るのが我々の使命ではないでしょうか。

墨田オンブズマンとしては、墨田区地域腎友会からの陳情を採択すべきものと考えますので委員会審査報告には反対致します。

以上

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.150~0.138マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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