昨年瀕死の状態で立花の住民の連携で助けられた全盲の猫イクが早くも出産! [その他]
昨年の5月16日に立花保育園で生まれて間もないと思われる猫が捨てられて居ました。
まだ寒い屋外に放置されていたせいか、両目に角膜炎、低体温症で瀕死の状態である事を知った方はこの猫をタオルにくるんで大急でタクシーに乗り動物病院へ。
衰弱が激しくあと30分発見が遅れれば助からなかったと獣医さんに言われながらも一命を取り留めかした。
しかし、両目に重度の角膜炎を発症しており、治療の甲斐なく両眼を失明してしまいました。
そのイクの里親さんからイクが子供を産んだとの知らせがありました。
昨年の5月16日には生死をさまよっていた猫のイクが早くも写真の子猫を3匹生み母子共に健康でした。
生まれたばかりの猫でとても小さく手の平に3匹全てが乗ってしまう程の大きさです。
目が見えない筈のイクが一生懸命子育てをする姿に感心しますし、障害があっても障害を克服してしまう生命力の素晴らしさ感動しました。
しかし不思議なのですが、このお宅にはイクしか居ませんし、外に出る事はないそうですが、何故出産したのかは不明です。
里親さんは、これ以上増えない様に避妊手術をされるそうですが、トキやパンダの様に極めて繁殖力が弱い動物も居ますのでやはり人がある程度手を加えなければ生物は守れないのかも知れません。
家の中では、まるで目が見えるかの様に走り回ったりするそうで、車の音にはとても敏感で恐がるそうです。
多くの人の愛で一命を取り留めたイクですが、その命が次の命を生み出すのですから改めて命の大切さを教えられた様に感じます。
現在人間の世界では少子化が進んで居ますが、この猫から学ぶべき事がある様な気がします。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.156~0.145マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)