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iPS細胞を開発した山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞受賞!障害者に希望の光! [ニュース]

20121008-1.jpg[カメラ]iPS細胞を開発した山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞受賞した事で脊髄損傷等の障害を持つ人々の障害からの再生道が開ける可能性が出て来ました。

写真の様な脊髄損傷ではこれまでは脳細胞や脊髄等の中枢神経の再生は無理だとするのがこれまでの医学界の常識でした。

私自身若い頃事故で腰椎を圧迫骨折し脊髄を損傷してしまい今も障害に苦しんで居ますが、20年程前に整形外科の先生にこれが治る医学は開発されないのか伺いました。

医師の先生は、そんなものが開発されればノーベル賞が幾つも取れる程の大変な発明だとおっしゃった事を思い出します。

山中伸弥教授の発明は人類の幅広い分野で貢献出来る発明だけに期待が高まるのは当然です。

先ずiPS細胞とは何かと言うと、様々な種類の細胞に変化する能力を持つ人工多性能幹細胞の事で、画期的な点は、成熟した細胞を多能生を持つ状態に初期化出来る事を発見した事です。

これを応用すれば破損した細胞や細胞自らが細胞を破壊する病気でもこの技術を応用すれば破壊された細胞を初期化して本来の細胞に修復する事が可能になりそうなのです。

理論的には、細胞の初期化は4つの遺伝子を入れると、体のどんな細胞にも変化させられる多能生幹細胞に変わると言うものです。

これまでの再生医療では、幹細胞の素材に受精卵や中絶胎児の細胞を使う方法でしたから拒絶反応や倫理的な問題がありましたが、今回の発明は患者自身の細胞から多能生幹細胞を作る方法が解明された様です。

今後期待される臨床応用では、最も早く実現するのが網膜の再生医療で早い段階で実現が期待されます。

その後は脊髄の損傷で、動物実験段階では既に成功しているそうですから臨床段階に漕ぎ着ければその成果が人でも現れる事が大いに期待出来そうです。

こうした先端医療を発展させる為には国家的な事業として発展させる必要がありますし、この技術を応用した発明に対する特許等を国家を挙げて推進する必要があります。

特に何でも自分達の特許だと申請する支那には要注意で、技術が盗み取られない様に厳重な対策を国家的にも国際的にも行う必要があるのではないでしょうか。

山中伸弥教授はこの技術の応用が特許により阻害される事が無い様に先に特許を押さえる事の重要性を感じておられ、国や先進国がこうした活動に協力すべきだと思います。

それにしても、最近の経団連の米倉会長の発言を聞いて居ますと、経団連は自分達の利益しか考えな事が分かりますし、遠く将来を見据えた展望の無さに幻滅させられてしまいます。

こんな団体は何れ消滅すべきだと思いますし、本当の利益とはより多くの人や人類が共有出来る利益で無ければ、一時的に大儲けしても続きませんし、社会に貢献する事も出来ません。

経団連の米倉会長には幻滅しますが、世界経済が大きく変わり過去のものになっている様に感じます。

これからは医療先進国として我が国を変える事を提案したいと思いますし、現在の医師不足も厚生労働省や医師会の利権の為に多くの患者が苦しめられて居る事に目覚めて欲しいと思います。

現在の閉そくした経済を打開する可能性のあるiPS細胞を活用した技術革新に我が国は全力を投入すべきですし、未来を切り開きこれからの世代を担う若者に希望と仕事を与えるべきではないでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.153~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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