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平成24年度定期監査報告から解る指定管理者制度の導入効果に対する疑問! [政商化する天下り外郭団体の利権の構図をさぐる]

20130524-1.jpg[カメラ]墨田区では平成16年度から指定管理者制度が導入されていますが、本来の目的である区民サービスが向上して居るかや経費面での削減効果に疑問点がある事を平成24年度定期監査報告ではやんわりながらも指摘しています。

写真は、すみだ産業観光プラザまち処を昨年区民の皆さんから「夕方以降ちゃんと営業していないぞ」と言うご指摘がございまして調査に行くとご覧の通り半分近くが白い布が掛けられ店員は1人しか確認出来ませんでした。

ここの指定管理者は財団法人すみだ観光協会ですが、この決定に至る経過も観光協会ありきの論議がなされ、シナリオ通りの結論に至って居ます。

大規模な施設の指定管理者区の外郭団体なるケースが当然の様に論じられ、区議会での議決も圧倒多数で通ってしまう事も、議会のチェック機能を疑いますし、民間活力の活用に至って居ない様に感じます。

区の外郭団体が主要部分の殆どを受注する状態で果たして区民サービスの向上が図れるのだろうか、多くは区の天下り先と化しており職員とOBの斟酌が優先され区民サービスやコストの削減がなおざりになる事は許せません。

鑑査を受けて墨田区は「今後も、きめ細かい分析及び評価を行い、適正な事務執行に努めていく」と言っております。

やはり、区民がサービスについて疑問があれば声を上げる事が必用ですし、サービスに問題がある等がございましたら情報をお寄せ下さい。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.140~0.137マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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