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大荒れの区民文教委員会継続審議!問題の多い本所地域プラザの指定管理者が採択 [墨田区の灰色政治]

20130702-1.jpg[カメラ]6月26日区民文教委員会が開催され、議案第55号本所地域プラザの指定管理者の指定について話し合われ、選定評価基準等の説明資料が無いと継続審議になった問題で7月2日に臨時区民文教委員会が開催されました。

この日配られたのが、本所地域プラザ指定管理者選定に係る要求水準及び事業提案の概要並びに選定評価についてと題されたたった一枚の紙なのには驚きました。

20130702-2.jpg[カメラ]本所地域プラザ指定管理者選定に係る要求水準及び事業提案の概要並びに選定評価内容が書かれて居るのですが、内容を拝見しますと要求水準とか選定評価内容が書かれて居ない全く内容の伴わないカラの資料なのです。

これは、議員を馬鹿にした内容だと思うのですが、若干内容が解らないと言う委員も居りましたが、これが出された事で前回と一転して与党系の委員の態度が急変して賛成ありきの議論に大転換してしまいました。

冷静にこの内容を皆さんご覧になって、これで要求水準とか選定評価内容がご理解できますでしょうか。

例えば、要求水準の概要で、「(1)管理運営方針の基本的な考え方」とありますが、「何を基本にしているのか」と言う内容が全く無いのです。

これはお役人が良く使う手で、議事の直前に配られ目を通す時間を与えないまま議事に入る事になりますから、議員の側は全く無防備な状態に起かれます。

こうした事態を事前避ける事が出来る優秀な人材なら、事前提出を求めるか内容を把握したり調査する時間を求め休憩に入る事を求めても不思議ではありませんが、たった一枚の紙が味噌でそんな事をせずに今読めば解るだろう的な雰囲気を作るのです。

まるで催眠商法と似たトリックが行われて居る事に気付かずに審議を始めてしまうと、今度は後へ引けなくなるので、出された事だけで満足してしまう傾向がある事に気付きました。

これと同時に、部屋に入って来た各委員の表情から既に結論が出て居るだろうと思われる雰囲気を察知致しました。

恐らく今日は結論ありきの論議がなされるだろうと言う予想を立てて傍聴しておりますと、配られた資料に目を通しながら理事者の話を聞く訳ですが、その解説が棒読み的で早いのです。

つまり思考の時間を与えない、話は聞いたが理解出来ない状況を作り出すトリックひつかかり易いのです。

やはり狡猾なお役人を監視するには監視する側がそれ以上に、状況を正確に把握し総合的に対処出来る能力が無いと難しいだろう事がわかります。

例えば、上の添付文書の右側に「事業提案の概要」が書かれその下にの例えば、「(2)利用者(顧客)満足度の高い事業展開」とございますが、冷静に考えればその内容に一切触れて居ない事に気付く筈です。

当然委員からこの内容を問う意見が出る事を期待しましたがこれが何故か出て来ません。

既に結論が決まって居るから内容等どうでも良いのかも知れませんが、まるで茶番劇を見て居る様で観る前に結末が読めてしまうのです。

安いドラマの展開と同じで、最初は危機的な状況が起こり最後は一件落着となる訳です。

こうして区民の皆様の意志とは違う政治になって居る事に気付くべきです。

反論を述べる委員が居ればその言葉尻りを捕まえて攻撃を始める訳ですが、実態をありのままに説明した委員の言葉尻をとらえて発言の訂正を求める事態が起こり委員会が中断されてしまいました。

これで2時間近く中断され、言葉尻を捉えられた委員が発言の訂正からスタートし、再開後は意外にすんなり採決になりました。

その結果、問題の多い本所地域プラザの指定管理者が区民文教委員会だ採択となりました。

やはり区民の皆様も大変ご多忙だと思いますが、議会や委員会を傍聴され議会の現状をご覧下さる事が非常に大切です。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.155~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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