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お役人の嫌がらせとも思える裁量権の乱用で苦しめられた障害者団体の事例をご報告! [墨田区の障害者福祉行政の問題を知ろう!]

20130903-1.jpg[カメラ]これは昨年のすみだまつりの光景ですが、障害者団体の役員の方から今年になって突然コーヒーやお茶が出す事を墨田区の食品衛生係から指導を受け出品出来なくなりそうで、予定して居た計画を変更せざるを得ないが来月に迫った状態でこれに替るものが見つからないと言う相談でした。

これを受け、そもそも前例主義のお役所が突然この様な事を言い出すには相当の理由がある筈だと思い食品衛生係に事情を聴取してみました。

その理由は臨時営業者と同等の簡易な施設で取り扱う場合はコーヒーやお茶等の現場で抽出を伴う作業が必要なものは提供出来ないと仰るので、その根拠を伺いますと墨田区の規則(例規)にあるからダメだと言うのです。

早速例規を調べその「墨田区行事における臨時営業等取扱要綱」内の該当箇所を調べて見ますと次の通り書かれておりました。

(5) ところてん、かき氷、清涼飲料水及び酒類を除き、客への提供直前に加熱処理が行えるもの以外は取り扱わないこと。

つまり、「客への提供直前に加熱処理が行えるもの以外は取り扱わないこと」とございますから、コーヒーやお茶は客への提供直前に加熱処理を当然伴うものですから、良い事になりますので「禁止され居ないでは無いか」と質問しました。

食品衛生係は今度は東京都の通達とされるパンフレットに記載されて居ると言うので、その該当部分をFAXで送る様に求めました。

20130903-2.jpg[カメラ]これが食墨田区の食品衛生係は今度は東京都の通達とされるパンフレットに記載されているとされる部分です。

ここには「事前に調製した材料を用いて、その場で小分け、希釈、混合、調味するもので、通常喫茶店営業にて提供される飲料、茶菓、甘味食品」と書かれて居ますので、コーヒーやお茶は通常喫茶店営業にて提供される飲料に該当する筈です。

つまり、法律にも取扱要綱にも東京都の指針にも書かれて居ない事を勝手に作り上げてしまって居るとなると裁量権の乱用に繋がる恐れがございます。

また、許可限を持つお役人が、法律にも規則にも指針に書かれて居ない事を自分で作り出し「来年から出店を許可しない」などと言う事は、行政裁量を利用した特権を形成する恐れがあります。

この話を聞いて居て、テレビの時代劇に登場する悪代官と出入りの商人の場面を思い出してしまいました。

芝居では悪代官が商人を苦しめる規制を作り出し、商人は規制から免れる為に菓子折りに隠された小判を渡し、おれを行け取った代官がその小判の束を見てほくそ笑む光景が浮かびます。

恐らく食品衛生係はその様な意図は無いと考えますが、現実の経済社会では必死に規制から逃れようとする人達や企業がございますのでこうした事に発展しかねませんし、長く続けて居るうちに腐敗の温床になりかねません。

話は戻りますが、法律にも取扱要綱にも東京都の指針にも抽出がいけないとは書れて居ない事を指摘すると東京都から言われたと言うので、東京都の食品安全課長に直接電話をして確認しました。

確かに食品衛生係の言う通り東京都の食品安全課長はコーヒーの抽出は問題があると言う事を言っておりました。

驚いた事にその理由は、抽出時に異物や細菌が混入する危険がると言うのです。

通常コーヒーの抽出はドリップ式のコヒーメカーで行われ、イベント会場では業務用の機会が使われますので、軽量の必要が無い様に小分けされた袋をコヒーメカーにセットした濾紙に入れ蓋を閉めてスイッチを入れるだけです。

この工程で仮に異物が混入したとしもて濾紙を通過してしまうとも、高熱のお湯が注がれるので細菌がコーヒーに混ざるとは考え難いのです。

改めて東京都の食品安全課長に質問居たしました。

この様な工程から考えて、異物が混入する事や細菌が発生する危険性は低いと思いますが、過去にコーヒーによる食中毒事件や異物混入事件の事例が報告されて居るのか質問してみました。

すると答えは無いと言うのです。

過去に食中毒や異物混入の事例が無いにも関わらず、異物混入や細菌が繁殖すると考える妄想の様な発言にこの人は本当に正常なのかと感じました。

所謂潔癖症と呼ばれる人で、交通機関の手摺や公衆電話の受話器を触れない人が居ますがこうした人達は通常お医者さんでは潔癖症又は不潔恐怖症と診断され不安で外出も出来ない程重症になると精神科で治療が必要になります。

つまり、イベント会場でコーヒーやお茶が出せない訳ですから、この基準を当てはめてしまえはソフトクリームは勿論、焼きそば、お好み焼き、まんじゅうすら売れなくなり食品業界が大打撃を受けてしまいます。

また、コーヒーやお茶がだめで焼きそば、お好み焼きが良いとなると異物や細菌の繁殖と言う観点から冷静に考えますと矛盾が生じますから、不潔恐怖症患者特有の矛盾が見られます。

行き過ぎた恐怖症では常に清潔でいることを自ら強制してしまう為に逆に掃除が出来なくなったり、洗面所で蛇口に触れない等で逆に不潔になつてしまうのと同じではないでしょうか。

また、度を超えた潔癖症は人間が本来持つ抵抗力を落としてしまい、アトピーやアレルギーの原因にもなりかねません。

こうした問題を指摘させて戴き、自らの判断に誤りがある事を認めていただきこの問題は解決しました。

しかし、要綱や指針は議会の議決を経ないまま運用されますので、お役人の机上の空論で勝手に決められこれが区民の皆様の経済活動まで影響を受けてしまいます。

今回の問題は、再発防止の為に公式に記録に残す必要がございますので謝罪文の提出を求めました。

こうした規お役人の裁量権の乱用とも思える嫌がらせの情報がございましたらなるべく具体的に担当者名を添えて情報をお寄せ下さい(但し、区内に限ります)。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.140~0.131マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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