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うどんの美味しい文化!群馬県渋川市伊香保の水沢うどんの美味しさの謎をさぐる [絶品グルメ情報!美味しい食文化]

20131122-2.jpg[カメラ]これは水沢うどんでも400年以上続くとされる田丸屋さんのうどんです。

日本には、うどん知られる名所は数々ございますが、今回紹介する水沢うどんは独特のコシがありつるつるした食感は実に素晴らしいものがあります。

この美味しいうどんの誕生の背景にはこの地方が古くから小麦の産地で、現在でも生産量では国内で2位と言う事です。

ここからもお分かりの通り、食品の美味しさは農産物である以上産地である程度決まりますし、原材料で殆どが決まると思います。

最近では、比較的古い店舗でも地元の小麦以外のものをブレンドしてしまっているようですが、これは長い目で見て衰退させる要因になると思います。

やはり食のプロが素材に拘らなくなったら衰退の兆しが出ていると思います。

水沢うどんも以前食べた味と変化しているのは何故か、疑問に感じ調べて見ると地元産の小麦粉に他からのものをブレンドする様になったからだと感じました。

水沢うどん商標登録店組合加盟店がありこの地域のうどん店は全てが加入しているそうですが、水沢うどんの定義には小麦粉、塩、水沢の水のみを使用したものを定義しています。

しかし、小麦粉は地元産に限定されている訳ではありませんし、塩も産地を定めて居ません。

唯一定められて居るのが水沢山の湧水だけを使用する事が定められているだけです。

こうした状況から、小麦の産地なのに外来の小麦を使う様になってしまって居ますので昔から比べれば味が落ちるのは当然だと思います。

小麦製品は、お米と同じで産地がやはり重要でBoulanger(パン職人)はフランスパン等はフランス産の小麦に拘る方もいらっしゃいます。

余り観光地かされ過ぎてしまいますと、商業主義に走りがちで元々の味が失われてしまう事は残念です。

名所に良いとこ無しとか美味いもの無しと言われるのはこうしたせいかも知れません。

産地に拘る美味しい文化を作り上げる事が逆に地方の活性化に繋がるのではないでしょうか。


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