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韓国の海難事故に見る杜撰な安全管理と行き過ぎたコスト削減で失われた命! [交通事故]

20140424-1.jpg[カメラ]16日発生した韓国のフェリー「セウォル号」の海難事故では当直の三等航海士が舵を取った瞬間大きく船が傾き写真の羅針盤に対して船体が垂直になったまま張り付いてしまって居たと思われます。

韓国では事故から1週間経過し懸命の生存者の求出活動に関わらず行方不明者の大部分が発見されて居ません。

事故原因が次第に明らかにされて来ましたが、最大の原因が出航時点で過積載で船が傾いて居た事や速度を原則せずに潮の流れの速い海域で舵を切った事で船が大きく傾きました。

これにより船に積まれていた積載物が荷崩れをお越し本来ある筈の復元力が働かず大きく傾いたままアンコントロール(操縦不能)となり浸水して沈没に至った事が明らかにされています。

報道では「セウォル号」の船長自身が非正規雇用だったと言われ、責任能力の無い人達で操船され、過積載も拒否出来ない状態だった事も想定されます。

しかしながら船長以下の操船に携わる人達が乗客を避難させず自分達が先に避難して居たそうですから呆れたを通越して絶望的な社会秩序が韓国社会に蔓延って居る事がわかるのではないでしょうか。

私は韓国を訪問した事はありませんし、建物が崩壊したり橋が落下したり韓国製の車が急発進して止まらなくなる等の事故がありますし、竹島を不法に占拠し根拠の無い慰安婦問題でたかりに来るお国柄ですから行きたいとも思いません。

沈没した当時生存者が居るかの様な韓国のマスコミの報道がありましたが、フェリーの構造を知る人にすれば船内に空気が残る様な場所が殆どありませんので嘘の報道だと感じた方も多いのではないでしょうか。

生存を求める余り救出体制の不備を指摘する報道も多いのですが、沈没した船からの救出などそう簡単に出来るものではありませんし、早期に室外に脱出するしかありません。

しかしながらアナウンスでは船内に留まるよう誤ったアナウンスが流れたそうで、これは以前起きたアシアナ航空事故直後のアナウンスも同じだった記憶が蘇ります。

こうした事実を積み上げますと韓国の飛行機も船も危機管理体制に問題がありますし、船長らの行動を見ても自分さえ良ければと言うモラルの低い国の交通機関を利用する事のリスクを考えるべきだと思います。

船内から搬出された遺体の指が骨折して居るものが多かったそうですから、船内に海水が流れ込んで逃げ場を失った人が脱出しようと窓ガラスを必死に叩いて居た事が伺われます。

それも犠牲者の多くが修学旅行中の高校生との事ですから本人やご家族のお気持ちを察しますとやりきれません。

墨田区では防災船着き場と称して総額で約3億円を注込んで事実上水上バスの船着き場を作りましたが、船運観光の危険性についての認識は殆ど無いと言っても過言では無いと思います。

この船着き場を使う船も東京都の天下り外郭団体の運営する水上バスですが、冬季は運行が中止されるなど必ずしも定期運航している訳では無いので船員の雇用状況が心配になり詳しい方に伺いました。

すると船長が船舶の人材派遣で非正規雇用だとのお話で実態は韓国の事故を起こしたフェリーと同じではないでしょうか。

海難事故は如何なる状況で発生するか予測が困難な面もありますし、仮にライフジャケットを着て居ても絶対に助かると言う保証は無く船が転覆して船内に取り残されて身動きが出来なくなる恐れもあります。

海難事故の多くの原因が人災だと指摘されて居ますし、行き過ぎたコスト削減で安全管理が行き届かない事は無いか経営者も利用者も厳しい目で見極める必用があると思います。


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