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もうすぐ100年!両国公会堂を守ろう!第7話 13年放置された1階ホール大理石の柱! [もうすぐ100年!史的建造物両国公会堂を守ろう!]

20140427-1.jpg[カメラ]これが両国公会堂内部の1階ホール部分の一部ですが13年放置されたとは思えない状態です。

天井部分に圧迫感を感じますがこれは昭和43年に公会堂の杜撰な大規模な改修工事が行われ、天井が取り付けられた事により天井が約1メートル近く下がってしまった為です。

20140427-2.jpg[カメラ]円柱の柱を見ますと天然の大理石が使われており、当時は現在の様に輸入大理石は輸送コストの問題で輸入されて居ませんでしたので、国内産の大理石を一枚一枚職人さんが手作業で研磨して居た様でその跡が見られます。

大理石はきちんと洗浄すれば再び当時の輝きを直ぐに取り戻せますが、区長らが行おうとする取り壊してしまえば唯の産業廃棄物になってしまいます。

本当にもったいない話ではないでしょうか。

やはりこうした歴史的な建造物を残す為には区民の皆さんが声を上げる必要があります。

例えば、現在のパリのオルセー美術館の建物は元々鉄道の駅舎でしたが拡大する列車需要にホームの長さが短い為に対応出来ず取壊しの危機が訪れました。

しかし、当時のパリ市民は存続を求め取壊そうとする市に取壊しに反対し存続を求める声が殺到し取壊しを免れました。

今では世界的に有名なオルセー美術館になり、パリの観光名所として定着し、多くの観光客が訪れる観光スポットになって居ます。

やはり役人任せの行政では国や都の補助金を受ける為に新しい施設を作る事が優先され歴史的な建造物はことごとく失われてしまいます。

ハコモノに補助金が付く理由には国や都の補助金を受ける代わりにここからの天下りを受け入れると言う見返りが求められますし、こうした事実を知らせないのはは何故でしょうか。


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