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もうすぐ100年!両国公会堂を守ろう!第8話 13年放置された1階ホールアーチ窓 [もうすぐ100年!史的建造物両国公会堂を守ろう!]

20140428-1.jpg[カメラ]両国公会堂1階のホール部分北側の現在の状況です。

それぞれの柱もしっかりしておりヒビ等は見当たりませんでした。

照明器具が全て撤去されていますから内部は真っ暗です。

20140428-2.jpg[カメラ]天井の穴は耐震等の調査で柱や梁の構造を調べる為に開けられたものと思われます。

現在窓は塞がれておりますが、これは昭和43年に公会堂の杜撰な大規模な改修工事により洒落たアーチ状の窓がご覧の通りの四角い窓に変えられてしまい、更に天井が取付けられた為に圧迫感を感じる状態にされてしまいました。

20140428-3.jpg[カメラ]大正15年頃の建設された当時はアーチ状の窓でしたが、昭和43年に行われたお粗末な大規模な改修工事でこの美しいアーチ状の窓は四角い窓に変えられてしまいました。

20140428-4.jpg[カメラ]昭和43年の改修工事で天井が取り付けられる前は白く塗られた天井だった事や天井が高かった事がわかります。

杜撰な電線の配管等を見ますと昭和43年に行われた改修工事がかなり杜撰なものであった事が解りますし、圧迫感のある天井を撤去すれば天井は約1メートルは高くなると思われます。

また当時の建物の様子を伺う事が出来ますし、昭和初期の建物はこうした梁が剥き出しの建物が多かったので懐かしい記憶が蘇ります。

墨田区はこうした文化遺産を持ちながらその価値を認めようとしないのですから、官僚利権が如何に白アリの様に我々の財産を蝕んでしまうかを痛切に感じざるを得ません。


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