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国会でも行われた女性議員へのセクハラ野次!また自民党!大西英男議員(江戸川区) [墨田区議会自由民主党の実像を見よう]

20140705-1.jpg[カメラ]5日のジャパンタイムズの第1面に「4 月に開催された国会の委員会で女性国会議員性差別的な野次が発生!」と言うタイトルの記事が掲載されました。

日本維新の会の上西小百合衆院議員(31)が衆院総務委員会で質問中に「まず自分が子供を産まないとダメだぞ」と自民党の大西英男衆院議員(67)から女性へのセクハラヤジを受けていた事が明らかになりました。

先日都議会でセクハラ野次が飛び世界的な批判に晒された日本の地方議会ですが、今度は国会でのセクハラ野次が世界的に知られるお粗末な結果になりました。

自民党議員の野次の傾向は女性や少数会派と言う弱い人達に向けられる事が殆どで、この事は裏を返すと小心者が群れるとボスを中心に弱い者いじめに走ると言う、児童に見られるいじめの構造と全く同じです。

更に深読みすれば人材が枯渇して質の良い人材が集まらなくなって居る事も示すもので、能力の無い世襲議員が幅を利かせ親分気取りで居られると優秀な人材ほど無能な人の下では働けませんから他へ流れてしまいまいます。

この事は既に自民党が時代の流れに付いて行けなくなっている事を意味し、日本の国や地方自治体の監視や動かす力を失い、優秀な官僚におだてられながら追認するだけとなって居るのではないでしょうか。

海外では「経済は一流政治は三流」と言われて来た背景を振り返って見ますとその元凶が自民党から出て居る事が非常に多いのです。

一昔前は利権政治を突っ走った田中角栄当時の総理が、ロッキード事件で逮捕されると、自民党内部でその利権を巡り派閥争いが激化しました。

海外のメディアが親分と子分で杯を交わす場面が報じられると日本の政治家はギャングのファミリーと同じ事をしていると報じられました。

こうした親分と子分で仁義を切り合いボスが支配する閉鎖的な社会が日本の市場を支配していると批判されていた事を思い出します。

最近の傾向は以前の様な大物政治家と呼ばれる人々は姿を消し、政治家そのものが小粒になった気が致します。

それは昔は天下国家を論じる政治家が多かったのですが、最近では少数政党や少数会派いじめがひどく、有権者などそっちのけで政策協定と言う名の下で行政と結託して利権を密かに食い漁して居る様です。

墨田区の区議会でも公共事業の入札が正しく行われる為には、議決前に入札仕様書が確認出来なければ入札が適正な形で行われて居るのかや、落札価格が適正なものか判断出来ない事を議会で発言しました。

さすがにこの時は野次が出ませんでしたが、後日呼び出され発言の削除を求めれました。

私は発言そのものは事実に基づくものですし、動議の内容が事実である事の証拠の提示を求めましたが当時の委員会の議事録しか出して来ませんでした。

議事録には私が指摘した不動産鑑定士法に基づく鑑定評価額には一切触れられて居ませんので、私が言う事が事実であり、これを削除する事は出来ないと拒絶しました。

20140628-2.jpg[カメラ]すると後日「大瀬康介議員の発言の取消を求める動議」が出され、自分達の都合の悪い問題は議事録から削除させようと自民党の幹事長が中心となり共産党まで巻き込んで発言の取消を求められました。

これが区議会本会議の直前臨時議会運営委員会が開会され突然この動議が取り消されました。

その真相は、田中邦友区議会議長がこの様な動議を出して議会を混乱させるのは得策では無いと各幹事長を説得したらしいのです。

この事は自民党内でも冷静に物事を判断出来る人材がいらっしゃる事を意味しますが、それ以上に多数会派の横暴で少数意見を封じ込めようとするボス的な存在が居り、こうした圧力に屈してしまう議員が多い事を示す結果になりました。

この事は、やはり選挙で圧倒的に強い会派が生まれる事を防がなければ、民意が反映され易い政治が出来ない事を物語るものではないでしょうか。

少なくとも「正論」が弾圧され削除され、お役人が決めた議案がシャンシャン可決される様な議会構成を有権者の皆様が選挙で少しずつ変えて行かなければなりません。

多額の税金の浪費が予想されるすみだ北斎美術館の建設も反対したのは墨田オンブズマンの私(1)と共産党会派(5)の議員総勢32名中合計6人しかおらず圧倒多数で議決された事を忘れてはなりません。


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