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正論が弾圧される!第10陰湿な集団のハラスメントを記録保存し伝える活動!その7 [たった1人の行政改革!信念と行動が行政を変える]

20140831-1.jpg[カメラ]これが平成21年3月の第2回定例会で出された議案第32号土地の売り払いについてですが、この議案だけを見ても何故13億円なのかこの議案を見ただけではわかりません。

何故この金額正しいとして当時の区議会は議決したのでしょうか。

その6に続き、旧庁舎の底地の売り払いの問題を平成26年第2回定例会で一般質問でその問題点を指摘致しましたら、発言の取消を強される墨田区議会の異常さを連載でお届けしております。

昨日の続きです。

公明党加納進幹事長「前提としてですね、地方自治法96条で契約案件として土地の売払い等を議会にいって条例に定めたものを議会の議案に付すると議決事件に議決に付すると、加えると言うのは、本来は予算が通れば契約とか土地の売払いって言うのは区長の執行権なんですよ、執行権ですけれども金額が大きいものについては、区民に対する影響が大きいから議会のチェックを働かそうという、そう言う法の趣旨なんですよね、ですからあのー、えー、役割分担の中で区長部局の事も私達は信頼しながら、入札とか契約の手続き、一連の手続きに不備が無いか、或いは金額は競争の原理が働いて居るか、適正かどうかそう言うのをチェックするのが議会の主な役割なんですよ。恐らく大瀬さんは、北斎美術館の契約に関する仕様書それを提出させる為に、過去の事例を引用して出したんでしょうけれど」

大瀬議員「北斎美術館だけじゃ無いですよ、全ての契約案件です、今も全ての契約案件にっいて情報公開をかけて居ますよ今、その論議は当てはまりません」

公明党加納進幹事長「日本の全ての自治体で契約案件を過去の行政実例を基に出されて来ると言うのは大体何処の自治体も同じなんですよ」

大瀬議員「それを変えるのが政治ではないのですか」

公明党加納進幹事長「入札仕様書を出して一つ一つチェックするんですか」

大瀬議員「そうです。ただ入札仕様書をチェック出来ない方のいらっしゃるでしょうから、少なくとも仕様書が解る議員がチェックすべきです」

公明党加納進幹事長「建築屋さんにお願いしてチェックするんですか」

大瀬議員「そんな事は言って居ませんよ」

公明党加納進幹事長「自分で計算するんですか」

大瀬議員「自分で計算しますよ、あなたは何もされないんですか」

公明党加納進幹事長「じゃあ、一般管理費とか現場管理費はどうやって計算するんですか」

大瀬議員「それは施工内容により変わりますが、仕様書を見れば分かります、その為の仕様書ですから」

公明党加納進幹事長「特注品なんかメーカーに聞かないと分かんないですよね」

大瀬議員「特注品は図面を見れば分かりますよ」

公明党加納進幹事長「値段まで解るんですか」

大瀬議員「図面を見れば値段までわかりますよ、加工の精度とか書いてありますから、あなたは図面見れるんですか、あなたは昔ネジ屋さんだったから解るでしょ」

公明党加納進幹事長「あのー、ネジ類関係はわかります。建築のコストが何か算出出来ません、そんな器量は持ってません」

長くなるのでこの後はその8に続きますが、この部分で公明党加納進幹事長がそもそも入札仕様書や図面が読めない事は明らかにされたと思います。

地方自治法96条では1億5千万円を超える請負契約等は議会の議決を経なければならないと義務を課していますが、現実は議決すべき議案の内容が理解出来て居ない議員が会派の幹事長ですから人材の枯渇は深刻です。

つまり契約案件の中身が調査出来ないとか、ほとんど理解出来ないまま議決されている事をこの発言は物語って居るのではないでしょうか。

少なくともこれらの内容は、建築に携わった人や建築主なら仕様書を見れば直ぐにどう言う建物なのかや大よその工事費が頭に浮かぶレベルの内容です。

議員が入札仕様書等に普段から目を通してさえ居れば、大よその相場観で図面を見れば大体の価格が予想出来る筈だと思いますが、こうした努力をしようともしないのでは何も出来ないのは当然です。

こういう人達が議員では、町工場の苦しい実情等理解する事も出来ませんし、特注品の値段が解らない様では機械加工のコストや職人さんの人件費も解らない様な方が政治をされるのですから景気が良くならないのは当然ではないでしょうか。

この事は、会社の社長さんが入札仕様書を読めず部下に丸投げにしたり、図面が読めず見積書も作れない、作業の指示や効率的な作業工程を組めないとしたらどうでしょうか。

優秀な部下が居れば何とかなるかも知れませんが、その様な社長の下に優秀な部下が何時までも居てもらえるとは思えませんし、そもそも経営が成り立ちません。

この様な状況が墨田区の議会で行われている事をご想像下さい。

優秀な役人はこうした議員を見て、余計な事はしないで何でも賛成している間は仕方なく飼い続けるか位に考えて居るとしても不思議ではありません。

また、公明党加納進幹事長の言葉に「建築屋さんにお願いしてチェックするんですか」とございます通、何でも他人任せでご自身の職責についての自覚が伺えないのは大変残念な事ではないでしょうか。


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