東墨田の悪臭問題！様々な法令違反適用で一年以下の懲役又は百万円以下の罰金を！

11日午前中悪臭が困るとの情報提供があり東墨田の市田産業株式会社前に行ってみますと、体の具合が悪くなりそうな強烈な悪臭が漂って参りました。

動物性の原料を蒸気と圧力をかけて動物性油脂を絞る工程でこの悪臭が発生しており、工場の設置許可では装置を稼働中はシャッターや窓等の開口部を塞ぐ事が許可基準にされています。

しかし、市田産業株式会社これに違反してシャッターや窓を解放したまま作業をしていました。

更に呆れた事に公道である墨田区の区道に動物の油脂の搾り滓を置いて違法に占拠してしまって居るために通行が出来ません。

この行為は、道路法第三十二条道路の占用の許可及び、同第四十三条 道路に関する禁止行為の2項に違している恐れがございます。

同法の罰則は第百条には「次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する」と定められております。

更に、道路を管理する墨田区は、第四十四条の二の違法放置物件に対する措置には「道路管理者は、第四十三条第二号の規定に違反して、道路を通行している車両から落下して道路に放置された当該車両の積載物その他の道路に放置された物件（以下この条において「違法放置物件」という。）が、道路の構造に損害を及ぼし、又は交通に危険を及ぼしていると認められる場合であつて、当該違法放置物件の占有者、所有者その他当該違法放置物件について権原を有する者（以下この条において「違法放置物件の占有者等」という。）の氏名及び住所を知ることができないため、これらの者に対し、第七十一条第一項の規定により必要な措置をとることを命ずることができないときは、当該違法放置物件を自ら除去し、又はその命じた者若しくは委任した者に除去させることができる」と管理義務が定められております。

これが食品工場かと疑いたくなる程杜撰な衛生管理状況で、これは食品衛生法第五十条 「厚生労働大臣は、食品又は添加物の製造又は加工の過程において有毒な又は有害な物質が当該食品又は添加物に混入することを防止するための措置に関し必要な基準を定めることができる」とありこれに抵触する恐れがあります。

これにより第五十一条で都道府県は業種別に、公衆衛生の見地から必要な基準を定めなければならないとあり、墨田区の場合は食品衛生基準があり、当該工場はこれに明らかに違反しています。

窓やシャッターが解放されており、有害な昆虫やネズミ、埃などが外部から内部に入ってしまうからです。

同法では罰則があり第七十三条「次の各号のいずれかに該当する者は、これを一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する」とされております。

工場の出入り口付近の路上は油が滲んでおり非常に滑り易く危険です。

現に私もこの油で自転車が転倒してしまいましたので大変危険です。

この事も向島警察署に申し上げましたが、警察官には苛性ソーダで洗浄していると言ったそうですが、苛性ソーダは、毒・劇物取扱法や薬事法で劇物と指定されているたいへん危険な薬品でその様な使用は禁止されている筈です。

区道に違法法に置かれた動物性油脂の絞り粕と工場の扉を解放して作業している現場で、内部には搾油機が見えます。

これがシャッターを解放されて居るために外から確認出来た搾油機で上から加熱された動物の肉片等が落ちて来て円形の枠内に貯め、それをピストンで加圧して油を搾る工程が見えます。

加熱された動物の肉片等が発する強烈な悪臭が漂い風向きによってはめまいをお越しそうな強烈な悪臭で、これを付近にまき散らして居ました。

強烈な悪臭が出ている扉の解放状態。

搾油機で搾られた動物性油脂が確認できますが、食品製造工場なのに付近のバルブや配管には不潔な粉じんが付着し、油をすくう為に使うのかおたまの様なものが置かれて居ます。

区道に置かれた動物の油脂の搾り滓はカラスの好む油分が多いのでカラスが集まり口ばしで突いて食べ居ている状態が確認されました。

向島警察署のご協力で区道に置かれた動物の油脂の搾り滓は撤去され、窓や扉、シャッターが閉じられると悪臭が無くなりました。

向島警察署員の話は今後はこの様な事はしないと約束したそうですが、この工場は様々な違法行為が確認出来ましたので悪臭防止法、食品衛生法、道路法等違反行為を追跡調査して改善が見られなければ事件として告発します。