特殊詐欺にご注意ください！約1年間で500億円が特殊詐欺の被害者の金が犯罪組織へ

22日警察庁は、振り込め詐欺や金融商品取引名目詐欺など「特殊詐欺」の今年１～１１月の被害総額が約498億7,000万円で、過去最悪だった昨年１年間（約489億5,000万円）を既に上回った事を発表しまた。

最近は銀行へ振り込ませる振り込み詐欺は出し子が防犯カメラで撮影され指名手配され検挙される事が多くなったせいか、金持って来い詐欺に変わり、指定場所に上司を名乗る男に金を渡させると言う手口が増えて居ます。

こうした犯罪を撲滅する為には「騙されたふり作戦」でこうした金持って来い詐欺の電話があったら騙されたふりをしてお金を持って行くふりをして警察110番へ通報してください。

犯罪者もハラハラしながら詐欺を行って居るのでかかって来た電話番号に逆に何度も電話を掛けると「騙されたふり作戦」かと警戒してそれ以上の電話はして来ないとか繋がらなくなる事もある様です。

しかしながら被害額の大きさを見ると犯罪組織にとって効率的な犯罪ですから罰則が強化されたり検挙率が著しく向上しない限り減る事は無さそうですからご注意下さい。

また、最近増えて居るのが投資詐欺で、これから上場される会社の株の売却を装う詐欺や先物取引等の架空の金融商品を薦める詐欺が増えて居ます。

会社を経営されている方は新規の取引先で現金で大量の注文を出す会社も要注意で、しばらくすると現金決済が危険だから手形にしょうとか、締日が翌々月とか翌、翌々月とか延してくる場合は詐欺を警戒すべきです。

資金繰りが苦しい中小企業を狙う詐欺には融資斡旋詐欺があり、融資を斡旋する為に保証金を預かると言って保証金を騙し取る詐欺も増えて居ます。

更に、国際結婚詐欺も大変増えて居て、特に支那系の女性との国際結婚は要注意で在留許可目当ての偽装結婚に利用され金品も騙し取られた挙句は多額の保険を掛けられて殺される事件も報道されないだけでかなり起きて居ます。

年末になりますと銀行強盗やひったくり、繁華街ではボッタクリの被害、年末年始は空き巣の被害も多くなりますのでご注意ください。

最近は警察の検挙率が落ちており、犯罪の被害者になってしまうと被害を取戻す事も犯罪者も捕まらないまま再び犯罪者に狙われる危険がありますので、犯罪の被害者にならない為の防犯の徹底が大変重要です。