SSブログ

外務省の実力が問われるイスラム国から日本人2名の人質を奪還出来るのか! [ニュース]

20150121-1.jpg[カメラ]20日にウエブ上にアップされたイスラム国を称する過激派組織は、昨年8月にイスラム国に拘束された千葉市の湯川遥菜(はるな)さん(右側)と昨年11月に消息の途絶えた映像通信会社「インデペンデント・プレス」のジャーナリスト、後藤健二さん(左)を人質にし72時間以内に2億ドル(約236億円)を払わなければ2人を殺すと脅しています。

この事件の解決にはやはり日本の外務省の実力を知る上でも私達日本国民はこの結末を見届ける必要があるのではないでしょうか。

人質にされた2人は非常に危険な戦闘状況にあるシリアに入国された事はそれなりの覚悟の上と思われますが、命がけで入国しシリアに於けるイスラム国の状況の一端を世界に知らしめた事は評価すべきではないでしょうか。

写真中央に居る黒づくめ装束の男はジハード・ジョンと呼ばれるテロリストでこれまでに人質にされたアメリカ人ジャーナリストの首をナイフで切り落とすなど残虐な方法で殺害しています。

宗教と言うものが恐ろしい点は人をマインドコントロールしてしまう事で殺人兵器にも変えてしまう事です。

元々のイスラム教も基を辿ればキリスト教に登場する神様と同じなのですがその後、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の大きく3つに分かれたそうです。

歴史的に見ますとこの3つの宗教の特徴は一つの神しか認めない一神教であるがゆえに他の宗教を認めず戦争や争いが歴史上何度も繰り返されて来ました。

ここが日本の神道とは全く違う点で日本の神道は八百万の神を認めそれを敬うのですから、日本人が宗教に寛容なのはこの為かも知れません。

ジハード・ジョンの言い分では日本がイスラム国対策で2億ドルの支援を表明した事を述べて居ますが、この金額は非現実的な金額である事から日本政府はこの様な支援はするなと言うメッセージと取るべきだと思います。

外務省の仕事はそもそも海外での日本の国民を守る事が仕事ですから何とかこの二人を救出してもらいたいと思いますし、これが出来なければ外務省改革を急ぐべきです。

イスラム国がこの2名の日本人人質を万一殺害した場合、世界の人々がイスラム教に対して拒絶反応を起こす可能性が強く全世界のイスラム教徒が大変つらい思いをされるのではないでしょうか。

日本政府は2億ドルの身代金を支払う様な事はしませんし、仮に支払ってしまえばこれだけの多額のお金がイスラム国の兵器に使われれば更に大きな犠牲者を生みます。

また、日本人人質を万一殺害してしまえば世界中が連携してイスラム国の拠点に人質が居ない為に逆に空爆し易くなりますので総攻撃を受ける恐れがあり賢明な手段とは思えません。

こうした状況を考えますとイスラム国が知恵ある集団ならば日本人人質を解放し日本に戻す事でイスラム国の主張や考え方を世界に発信できるチャンスとして利用するのではないでしょうか。

これが出来なければ単なるならず者集団と世界は判断するでしょう。


nice!(18) 

nice! 18

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。