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維新の党が地方選考慮し上西小百合衆院議員(比例近畿)を除籍処分に見る人材不足! [政党政治の崩壊が始まった]

20150305-1.jpg[カメラ]6日のジャンタイムズで報じられた維新の党が統一地方選考慮し上西小百合衆院議員(比例近畿)を除籍処分をした事が報じられて居ます。

そもそもこの様な方を比例で公認し衆院議員にしたのは維新の党ではないでしょうか。

維新の党の松野頼久幹事長は5日、「統一地方選で候補者が維新の看板を背負って戦っている。そういうことも考慮して早い対応をした」と述べて居ますが公認した側の党の責任には触れて居ません。

やはり最近政党公認の議員の質が問われる背景には人材不足や使い走りとして扱い易い人が公認されるのかこの政党以外でも様々な問題が出て来て居ます。

こうした背景には国会議員を多く出せば政党交付金がその人数の割合で交付される為に本人の素養や中身よりも選挙で勝ちやすい若くきれいな候補者を出す傾向があるのではないでしょうか。

松野氏は上西氏から事情を聴いた際、議員辞職を求めたが拒否されたそうで「当然(辞職を)求め続けるが、どうしても無所属でやると言われると、今の制度ではどうしようもない」と言い出し党としての責任は除籍処分で回避しょうと言うのは果たして有権者のコンセンサスが得られるのでしょうか。

最近増えて居るのは地域に縁もゆかりも無い落下傘候補が増えて居るのは政党交付金を目当てに政党の看板と資金力で当選させたものの実際には知識や経験が無く何も出来ない政治家が多すぎる気がします。

しかし、官庁の官僚にとっては知識や経験が無く何も出来ない政治家が多すぎる方がやり易いのです。

結果的に行政の監視が弱まり陳情等のやっかいな問題が持込まれても出来ないと言うだけでそれ以上言えるだけの知識や経験が無い為に官僚を説得し動かす事が出来ません。

政党の無責任さは2014年に大手化粧品会社から8億円借入問題が発生したみんなの党の渡辺喜美代表は辞任を余儀なくされ、みんなの党は離党者が相次ぎ内部対立から第47回衆議院議員総選挙を前に解党した事も忘れてはなりません。

こうした背景には政治家としての素養が無い者が政党の看板と支援を得ようと政党を渡り歩く姿を見ても分かるのではないでしょうか。

私が政党政治の崩壊が始まって居ると感じる背景には政治家としての素養が無い方々の集まりと化して居るのでは無いかと感じるからです。

議会等では政党の結束力を強化する為に行われる議場に登壇する度に意味の無い拍手や庇い合いが見られます。

その一方では私の様な1人会派に対してはヤジを飛ばしたり集団で攻撃するなどやりたい放題ですが、逆にこうした中に居る1人会派の方が人間が鍛えられ全て自分でやらなければなりませんので経験や勉強を積む機会が多くなります。

その為に数か月でベテラン議員に匹敵する経験や実力を身に着ける事が出来ましたし、古株の議員と議論しても論理的にやり込めてしまう事が出来てしまうのです。

困った問題は古株の議員と議論しても論理的にやり込めてしまうと相手は感情に訴えて「てめー」とか「このやろー」などと乱暴な言葉を発する事でこうなりますと論理的な話し合いなど出来ません。

やはり皆様の代表である議員はそれなりに人格や人徳があり少なくとも論理的な話し合いが出来る方を選んでいただきたいと願います。


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