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過去のいじめ被害に人生を台無しにされ苦しむ人々が居る現実! [教育の崩壊と墨田区教育委員会]

20150504-1.jpg[カメラ]文部科学省はいじめの防止等のための基本的な方針を次の様に定めて居ます。

いじめは、いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものである。

しかしながら私の所に持ち込まれるいじめ問題の中にはこれだけでは済まない事例がございます。

中学生時代に受けたいじめが人間不信となり社会生活が営めない程大きな心の傷を受けてしまい精神障害者となり20年以上経ってもそのトラウマから抜け出せない方が居るのです。

その原因を伺って見ますと教職員の責任が大きい事に気付きます。

また、私立学校よりも公立の学校の方が多いと言う点も共通して居ます。

特に中学生の場合は公立学校よりも私立の方がいじめが少ない理由は、生活にゆとりのある家庭の子弟が行くケースが多くある程度家庭で躾として学んで居る事も考えられます。

公立の中学校では貧困から親が子供と接する充分な時間が確保出来す子供が人間として学ばなければならない道徳や善悪を身に着けないまま成長し手におえなくなってしまう事も多い様です。

現実には信じられないと思いますが善悪の区別すら親から教育されずに育ってしまい非行や犯罪を繰り返ししまいには暴力団の構成員になり人生の殆どを刑務所暮らしで終わってしまう方も結構いるのです。

結論から言えばいじめる方もいじめられる方も双方が人生の歯車を組み違えてしまいたった一度の人生を苦しみと絶望に変えてしまう大変恐ろしい問題なのです。

私立学校よりも公立学校に多い背景には学校の方針の違いがあり、私立の場合は素行が悪く他の生徒に害になる判断されると退学となりますが公立ではこれがありません。

詳しく事情を聴取して見えて来るのが公立学校の教師の姿勢に問題があり、その第1が事なかれ主義でいじめ問題があっても隠蔽して隠してしまったり正しく報告されない事やいじめ情報が共有されて居ない事が挙げられます。

その結果不登校のまま学校は卒業させてしまう事も多いそうで、こうなると統計等に反映されないまま隠ぺいされている事が予想以上に多いのかも知れません。

最近増えて居るのが学校の先生が様々な行事や仕事で忙しく生徒に接する時間が無く目が行き届かない為にいじめられている生徒の事を見過ごしてしまう事です。

私の中学生時代にはいじめと言うよりも喧嘩は良くあり先生の目の届かない学校の裏庭で決闘などをして違いに怪我をしながらも最後は仲直りをすると言った短期間で終わるものが多かった記憶があります。

しかしながら最近では陰湿なものが多いそうで、暴力等で肉体的に痛め付けるのではなく精神的に痛め付ける事が多いそうです。

こうなると傍目では気付かない恐れもあり厄介で、先生も気付かない事もあっても不思議ではありません。

こうした場合は生徒同士が気付いたら報告するなど制度が必要ですが、いじめられて居る子を助けたら今度はその子が狙われる危険がある為に「見て見ぬふり」と言う事が多くなってしまいます。

そもそもいじめとは自分よりも立場の弱いものに対して向かうもので、強いものに向けられる事はありません。

その結果立場の弱い者同士が群れを作り立場を強くしてその矛先を弱者へ向けるものです。

教師はこうした群れを作る集団を適切に観察して居ればいじめを未然に防げるのではないでしょうか。

また、いじめで酷い精神的障害に発展してしまうケースは、友達も学校の先生も家庭も誰も守って貰えない状態になってしまうと行き場を失い精神的に病んでしまう様です。

これを無くす為には学校、家庭、地域にこうした子供の理解者が居る事も必要ですし、こうした状況から抜出せる方法を教える書物やドラマ等を見せる事も必要でははないでしょうか。


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