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安倍総理訪米でシリコンバレーの文化を取り込む事を名言!起業家精神が養えるのか [日本が危ない!国際情勢が読めない日本の政治]

20150503-1.jpg[カメラ]シリコンバレードリームに見る起業リスクを回避と題されたジャパンタイムズ記事ですが、安倍総理のシリコンバレー初訪問の理由はシリコンバレー出身のエンジニアたちが、米政府の中枢部で働く例が増えておりシリコンバレーのマネーや人材が影響力を持つようになった事が視察の様です。

やはり新しい技術やハイテク経済を産出すのはエンジニア的な発想とそれを具現化させる論理思考が必要で閉塞した世界経済を活性化する為にも世界第1位の経済大国の米国と世界第3位となった我が国との連携が求められます。

その最大の理由は世界第2位の経済大国となった支那に事実上対抗出来るのが日本と米国でとりわけ我が国の技術力は米国も期待をして居る事が伺われます。

我が国に欠けて居る点は起業家を育成出来ない環境である事で一度起業に失敗してしまうと再起が不能になり易く仮に優秀な人材や技術があったとしてもそれを伸ばす事が出来ない問題があります。

アメリカの凄さは高いリスクがあっても投資する投資家の幅が広い事です。

私が以前ハリウッドの映画祭に入選しハリウッドへ行って見ますと名も無き若い映画監督が概算で4~5億円の製作費で映画を作って居るのには驚きました。

どうしてこんなに資金を集めたのか伺って見ますと家族ぐるみで資金を集めたそうですが、アメリカにはとてつもない金持ちが多い事やこうした金持ちが絶えず投資先となる優秀な人材や企業を探しているのです。

つまり才能と莫大な資金を持つ投資家との接点が作れれば無一文の青年でも巨額な資金を集められると言う懐の深さがあります。

残念ながら我が国にはこれが欠けて居ます。

例えば昨年大ヒットしたハリウッド版「ゴジラ」ではエグゼクティブプロデューサーの坂野義光氏は10年以上前にこの企画を作り、私も加わり日本国内で資金調達をしましたが非常に困難でした。

しかし、この企画を英訳して香港の映画祭でハリウッド映画プロデューサーにダメ元で渡してみますと忘れかけた頃連絡があり以後正式にハリウッド映画の製作会社と契約になりました。

当初製作費は日本円で30億円だったものが更に大きな制作会社が買う事になり日本円で150億円になり、映画が公開されると大ヒットとなり総売り上げは日本円換算で約22兆円となり出資者は莫大な利益を出して居ます。

こうした資金力が日本の技術開発やベンチャー事業に活用出来れば飛躍的に成長する事は言うまでもありません。

今求められるのはクリエイティブな才能とそれを正しく評価出来る人材と起業家精神を持つ経営者、更に先見の明を持つ投資家ではないでしょうか。


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