日本年金機構の125万件情報流出問題に見る杜撰な個人情報の管理実態が暴露! [年金問題]
5月8日には最初に不正アクセスが確認されて居たにも関わらず警視庁から情報流出が確認されたとの連絡を受けた28日まで125万件もの個人情報流出が隠されて居た事が伺われます。
その情報流出の実態が報道されますと極めて杜撰な管理がされて居た事が分かります。
約125万件の情報が流出し、勤務先情報や所得、年金受給額などの記録を扱う基幹システム、基礎年金番号、氏名などの一部をDVD等の記録媒体で持ち出し、年金事務所などの情報系サーバーやパソコンに保存されていたそうです。
過去を思い出しますと、旧社会保険庁時代には芸能人などの年金加入記録を無断で閲覧して情報を流出させ、職員3千人以上が処分を受けた記憶が蘇えります。
日本年金機構に看板が変わっただけで何も変わらない杜撰さが暴露される結果になりました。
情報流出の始まりは意図的に送られて来るメールでこれを開いてしまうとウイルスに感染してしまいます。
日本年金機構の複数の職員がメールに添付されたファイルを開いてしまったそうですからそこから感染し、125万件もの情報が流出したものと思われます。
機構の危機管理の甘さを考えますとサイバーテロが軍事戦略化して居る世界情勢を考えますと平和ボケも甚だしくこのまま杜撰な情報管理が続けば137兆358億円とも言われる運用資産が消えかねません。
日本年金機構を厳しく監視する第三者機関が必要なのではないでしょうか。