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市場はギリシャを既に見捨てて居る!財政破たんユーロ離脱の後は猛烈なインフレへ! [世界経済と日本]

20150708-1.jpg[カメラ]これは日経平均の過去5年間の株価の動きですがギリシャの財政破たんは既に織り込み済みの動きをして居ます。

国際金融市場は度々デフォルトを繰り返すギリシャを既に見捨てて居ると思われ、ギリシャの財政破たんユーロ離脱は近いものと思われます。

しかしながら、ユーロ圏はギリシャ離脱後に他のPIGS(ピグス)諸国つまりポルトガル、イタリア、スペインがこれに追随してしまう恐れが懸念されます。

例えばギリシャの財政破(デフォルト)するとギリシャ国内のユーロは猛烈なスピードでギリシャ国内から流出しますのでギリシャ政府は自国の通貨のドラクマを発行するしかありません。

仮にギリシャ政府が通貨を発行してもその裏付けとなる財産がありませんから価値の無い唯の紙切れと化してしまいますのでギリシャ国内では猛烈なインフレが起こる事が予想されます。

こうしたインフレは1日の中で何度も価格が変わる程激しいもので仮に日本円で1本100円だったペットボトル入りの水が午後には200円になり夜には300円、翌日には1,000円になると言う激しいインフレになります。

結果的にギリシャの国民は今まで貯めこんで居た財産を全て失うまでこの状態がが続きますので国民生活は悲惨なものになり、資産家は財産保全の為に海外に流出してしまいます。

ギリシャ国民がこうした危機を迎える事に危機感が無いまま突然貧困がやって来るので大きな混乱が生じる恐れがあり治安の悪化が内乱へと発展する可能性も想定されます。

懸念されるのがギリシャの持つ歴史的文化遺産がこうした混乱により流失する恐れがあります。

ギリシャは官僚国家と言われ国民の4人に一人が公務員でその公務員は一般国民の約3倍と言う給料と退職後も高い年季が貰える役人天国国家で、真面目に働き税金を納める人が負担が出来ず外国から借金で賄って来た訳です。

やはり官僚が支配する国家や自治体は経済力が弱くなってしまうのは努力する人が報われない社会にしてしまい、努力する人や優秀な人材が流出し、財源となるお金を稼ぎ出せる人が居なくなってしまいます。

世の中がグローバル化する程こうした動きは加速されお金を稼ぎ出せる人は税負担を回避する為に多国籍化してしまいますし、貧富の格差は益々開いてしまいます。

墨田区も官僚が支配が極めて強い自治体ですので「努力する人が報われない社会」へと向かいつつありますので今後もこの問題をお知らせして参ります。


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