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WTI原油先物一時50ドル割れ!商品相場下げ拡大で金は大幅安!米利上げ近い! [世界経済と日本]

20150721-1.jpg[カメラ]行楽シーズンを控えガソリン価格の下落が期待出来そうな20日ニューヨーク市場ではWTI(West Texas Intermediate)が3ヶ月ぶりに下落し1バレル当り一時50ドル割れを記録しました。

この原因はイランの核問題が14日EU+3で最終合意した事を受けて制裁が解除される事からイランからの石油供給が増えるとの見通しから世界的な供給過剰への懸念が強まった為です。

更に米商品市場では商品相場の下落が拡大しており、特に金先物価格は$1、095.50まで下落し2002年以来の水準まで大幅安になっています。

金価格下落の要因は最近の米経済が好調な事からFRBが利上げするのではないかと言う観測が高まり米国債が売られ金利が上昇した為に、利子を生まない金等の商品への投資メリットが無くなった為に商品相場の下げが拡大しました。

恐らく9月には米国の利上げが行われる観測が強い反面、原油安と海外の商品安を好感し日本の株価が上昇する可能性がありますが不安要因もありますので注意すべきです。

しかし、怖いのが支那の上海総合指数で支那共産党は株を売った企業は処罰すると公言し、民主派弁護士を大量に逮捕したり人民を欺く形で株高を演出して来た付けが最終的にどうなるのか、考えただけでも恐ろしい話です。

15日の日本銀での金融政策決定会合で2015年度の実質国内総生産(GDP)の成長見通しを前年度比2%増から1.7%増に下方修正しました。

しかし、設備投資につては約半年ぶりに上方修正された事は今後日本の国内景気が回復する兆しが出て居る事を意味します。

本格的な景気の回復には日本の製造業の国内回帰が無い限り、原油安、原料安の恩恵が受けられませんから、政府は国内の製造業回帰を促進させる政策を打ち出すべきです。

新国立競技場に莫大なお金を使うのではなく製造業の国内回帰の為に効果的な公共投資をすべきではないでしょうか。


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