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平成27年度決算特別委員会!区民生活費、資源環境費、国民健康保険特別会計他! [墨田区議会]

20151028-1.jpg[カメラ]28日平成27年度決算特別委員会第3日目は、区民生活費、資源環境費、国民健康保険特別会計、後期高齢者特別会計についての審議が行われました。

これだけの幅広い内容ですから私のノートの中は質問事項で真っ黒ですが、質疑の時間が17分しかありませんのでお役人の時間稼ぎの答弁をさせない作戦で出来るだけ多くの質問や指摘を行いました。

最初の質問は、区民生活費の中で自衛官募集事務費が僅か2万円しか無い問題を指摘致しました。

木造密集地帯を抱える墨田区は何時発生しても不思議では無い首都直下型地震や荒川の反乱等で災害が発生した場合、自衛隊のお世話にならざるを得ない可能性が高く、墨田区から自衛官を出す事は墨田区の地理や事情に詳しい方が災害支援に加わっていただける可能性が高くなります。

更に、墨田区が自衛官募集に積極的に取組む事は区内の貧困対策にもなり修学支援や職業支援に繋がり、安定した職に就く事で少子化対策にもなるからです。

今の自衛隊は実はエリート集団で優秀な人材で無ければ入れませんし、自衛官になれば自動車は勿論、航空機や船舶、重機と言った様々な資格や免許が取得できますし、工務部隊等では機械等の修理を身に付ける事が出来ます。

更に、防衛大学校や防衛医大に入る事が出来れば給料をもらいながら勉強出来る上に医師や看護士の資格が取得出来ますし、我が国の国民や郷土を守れる優秀な人材を育てる事になりながらその後の人生も大きく変える事が出来ます。

退役後は、区内の消防団等で活躍して戴ければ、災害復旧や人命救助等で豊富な経験を区内の災害に活かす事が出来る筈です。

区としても積極的に自衛官募集活動に協力すべきである事をご指摘させていただきました。

資源環境費の資源回収事業費で約5億円使われて居る問題で、持去りによる被害額の推計について具体的に推計値について過去の決算や予算委員会で出すように求めて参りましたが未だに出て居ませんでした。

しかしながら、私が区議会等で持去りのパトロール強化を求めて来た結果が表れて来ました。

20151028-2.jpg[カメラ]これは私が委員会資料として作らせたものですが、持去りの行われて居ないビンとスチュール缶は過去5年間で殆ど変りませんが、持去りのパトロールと取締りをした結果、古紙では約1千万円、アルミ缶では約600万円、合計で1千600万円売却額が増えて居ます。

増税よりもこうした努力をすべきですし、持去りを徹底的に無くせば更に数千万円の売却額が増える事が予想されます。

国民健康保険特別会計では出産育児一時金支給について執行率が87.1%である事や利用者が344件と低いのは何故か質問しました。

やはり出生率が区が期待した程高くなって居ない事が分かりますし、我が子もこの内の1件と考えますと寂しい気が致します。

区民生活費のすみだ北斎美術館建設事業費について、先日24日同館の建設現場の内覧会があり現場を視察致しました結果、大きく2件の問題点を発見致しました。

第1は、非常に天井が高く照明設備の管理や冷暖房費、大規模修繕等の建物の維持管理費が非常に高額になる事が予想されます。

第2は、空調設備や非常用発電設備が地価にあり、唯でさえゼロメートル地帯なのに、ゲリラ豪雨や大規模地震による津波や地盤の沈下により地下に水が入り、空調設備や非常用発電設備が使えないか水分を保管庫に運んでしまう可能性がございます。

浮世絵は湿度管理が非常に大切であるにも係らず杜撰な設備状態がある事を指摘致しました。

鹿嶋田参事の答弁では大規模修繕に伴う修繕費についての試算もしていない、文化財の保管を前提に作られて居るから大丈夫とおっしるのですが、想定を超える自然災害には対応出来て居ない印象を持ちました。


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