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観光対策特別委員会が開催されました!水辺空間を活用した賑わいの創出について [墨田区議会]

20151110-1.jpg[カメラ]10日観光対策特別委員会が開催されました。

この日の課題は墨田区産業観光プランの戦略第4水都すみだの再生について論議されました。

水辺空間を活用した賑わいの創出について試験的に源森橋の上の幅が広い歩道部分の人通りの多い土日にカフェテラスを設置して観光客の反応や流を確かめるべきではないかと言う提案を行いました。

それは、東京スカイツリーに浅草から徒歩で来れれる観光客が多く、源森橋付近でひと休みしたくなるのではないかと言う発想と私自身北十間川の見えるマンションに住んで居ますが、ベランダで川を見ながらコーヒーを飲むと美味しく野鳥を見て楽しむ事も出来るからです。

水辺の空間を活用した賑わいの創出の為には、単なる机上の空論とさせないためにも現在成功している場所を視察し目で確認し具体的な活用プランを立てる必要がございます。

また、国際観光都市を目指すならベネチア、オランダ、パリのセーヌ河等を研究すべきで、水上タクシーやゴンドラ等の乗り物から、日本的な和舟で船頭が櫓で船をこいで観光客を楽しませる事により船頭と言う仕事が生まれ定年退職後の人々の仕事が作れる事にもなります。

親水テラスについては、管理をきちんと出来る体制を取らないとゴミ捨て場と化したりホームレスが住み着いてしまう恐れや、深夜まで若者が集まって騒いだり、暴走族が深夜に集まり騒いで居る事があるが、近隣からも苦情が出ない様にきちんと管理すべきである事を主張致しました。

舟運の広域連携について、舟運が生活と密着して居ないと単なるアトラクション的なものになり、一時的なものになりかねず廃れてしまう恐れがございますし、現におしなり公園船着場では活用率は壊滅的と言える程利用されていません。

これを活性化させるには、荒川の上流と下流の自治体と提携し上流からは新鮮な野菜を下流からは卸売市場から新鮮な魚介類を舟で運び水上市場を定期的に開催すれば住民も観光客にもメリットがあり水辺空間に人を呼び込むことが出来るのではないでしょうか。

北十間川は川幅が狭い河川では舟の上からの人の声や観光案内のアナウンスの音量等周辺住民への騒音被害にも配慮が必要である事も述べました。

北十間川の樋門を閘門化すべきではないかと言う声も自民党等がら上がっておりますが、現実の問題として多額の建設費(推定で200億円)必要な割に、北十間川の川幅や橋桁の高さから航行できる舟は小舟しか通行出来ず屋形船クラスの大きさでは船舶法上航行出来ません。

つまり小舟ではとても採算が取れませんし、小舟を運行する人達も閘門の通行費が重荷になりますの時間の問題で利用されなくなりますし、閘門は時間がかかる上に一度見れは飽きてしまいますのでリピートが期待出来ません。

また、夏場等の暑い時期には閉じ込められた空間に数十分拘束されますので、風の無い日は熱中症で倒れる方が出る事があり、狭い河川での閘門は決して快適なものではありません。

私は閘門は建設利権と天下り利権だけが恩恵を受けるだけで、彼らが言うほどの利用も無い事が予想されます。

また、閘門を作るまでも無く現在東京スカイツリーの直ぐ下まで船で行けますし、小梅橋付近に船着場を作れは他から来た観光客を下ろし、更に先に進みたいお客さんはスカイツリーを見学しおしなり公園船着場から乗れば荒川方面へ舟で抜けられます。

冷静に考えれば閘門は建設利権と閘門の管理を目的とする天下り利権だけが恩恵を受けるだけです。

例えば、現在ある墨田区の船着場の維持管理費は26年度は14,660,506円かかっており管理の委託先は東京都の外郭団体である公益財団法人東京都公園協会は年間14,040,000円で委託されています。

しかしながら、船着場に船が着くときだけ管理人が来てゲート開け閉めするだけの管理実態で補修費は別ですから年間14,040,000円と言う委託費は高過ぎで民間委託なら200万円程度になると推測されます。

東京都の計画する水辺空間を活用した賑わいの創出事業の背後には、東京都の外郭団体である公益財団法人東京都公園協会が絡み利権を独占しようと言う意図も見えますので皆様と厳しい目で監視して参りましょう。


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