ロシア機撃墜に見るロシアとトルコの主張!新たな紛争勃発へ!ロシアミサイル配備へ! [ニュース]
ご覧の地図に左上がトルコの領空、赤い線がロシアの主張するスホーイSu-24戦闘機の航路、これに対してトルコ側は紫色の航路だったと主張して居ます。
しかし、トルコ側の言い分に矛盾点があり、度々警告したと言って居るものの、仮にこの距離を航空機が領空侵犯したとしても音速に近い速度で飛行する戦闘機なら数秒で通過しすから警告と同時に攻撃しない限り撃墜は無理です。
ロシア側はトルコの領空に侵入せず、国境から4キロほどのシリア領空内で撃墜されたとしていますし、撃墜地点を考えてもロシア側の言い分の方が正しい様に感じられます。
トルコ側は意図的にロシア機を撃墜した可能性は否定出来ず、今後状況次第では紛争へと発展する可能性があり、どの様な方法で結末を迎えるかが注目されます。
更に、撃墜されたSu-24戦闘機のパイロットはパラシュートで2名が脱出したものの地上からの銃撃や着地後に1名が射殺されその遺体を囲んで気勢を上げる光景がネット上で公表されて居ます。
残りの1名は救助されましたが、救助に向かったヘリが攻撃され乗員1名が射殺されています。
トルコはISILの支配する油田の石油の売却ルートとして使われて居るそうで、莫大な利益を受けて居るとの指摘もあります。
現実問題としてISILを本気で叩いて居るのはロシアでISILがある事で利益を受けて居る国はトルコと言う構図がこの事件を切っ掛けに明るみに出てしまったのではないでしょうか。
今後ロシアとトルコの対立は避けられそうもありません。
これに対しロシア軍は速やかに対応し、シリア北西部の空軍基地に最新の地対空ミサイルシステム「S400」の配備を決め対空防衛の強化に着手しました。
今後ISILがシリアから追い出されトルコに逃げたり拠点を移せば本格的な戦争に発展する可能性があり、NATO(North Atlantic Treaty Organization北大西洋条約機構)がどの様な調整を行えるかにかかって来るのではないでしょうか。