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区民文教委員会報告!北斎美術館の指定管理者は予想通り墨田区文化振興財団! [墨田区議会]

20151203-1.jpg[カメラ]3日区民文教委員会がございましたのでその一部ですがご報告します。

今区民文教委員会の最大の目玉はすみだ北斎美術館の指定管理者の指定です。

私がこれまで再三指摘して来ました予想通り、指定管理は応札が公益財団法人墨田区文化振興財団と丹青社の協同企業体しかございませんでした。

私の予想が当たった理由は、ズバリ申し上げますと、墨田区の北斎資料特に肉筆画の殆どが贋作である可能性が非常に高く、本物の美術品の価値が分かる指定管理者になってしまうとこの事実が露呈してしまうからです。

更に、数千万円で購入した葛飾北斎の版画も価値の低い後刷り版画がありこうした事実も暴露される恐れがございますので、墨田区は何が何でも墨田区は公益財団法人墨田区文化振興財団に委託する必要があるからです。

やはり私の予想は的中しており、共同企業体を組む丹青社も博物館等の指定管理は経験して居るものの浮世絵については何もノウハウは無いと思われます。

この点では鹿嶋田参事は、文化振興財団は所蔵品に関するものや学芸員に関るものや事務を行い、丹青社は集客に関する宣伝や展示に関するものを行うと答弁して居る事からもその真相の一部を自ら暴露しています。

つまり約1500点と呼ばれる収蔵品は文化振興財団しか触れない体制が既に出来上がり、贋作や後刷り版画は収蔵庫に入れたままで恐らくここが管理して居る内は公開されないだろう事を私は予想致します。

更に、今後公表される北斎美術館の館長は、北斎資料の収集に平成元年から現在まで関与し続けて居る永田生慈資料収集員兼評価委員兼、公益財団法人墨田区文化振興財団理事本人か愛弟子等がなる事を予想致します。

また、或いは全く浮世絵に関係が無い方が操り人形的に館長に就任する可能性も、信州小布施北斎館の八城和彦元館長を見れば分かります。

彼の経歴は、昭和21年千葉県佐原生まれ、早稲田大学政治経済学部卒、信越化学工業㈱勤務、小阪憲次衆議院議員秘書→小布施町職員→財団法人北斎館学芸員・館長と調査の結果分かりました。

つまり、北斎の研究者でも、美術や芸術の研究者でも無い、全く関係の無い人が財団法人北斎館の学芸員・館長になっていたのです。

この事は地方自治体の美術館はお役人や政治家がグルになり利権を作り文化振興名目で我々の税金である文化振興予算を長期に渡り吸い続ける事が出来る利権が作られて居ます。

美術品は一般の人々が美術品に対する正確な知識がございませんから、自治体が作り運営する美術館の収蔵品は公的な機関が持つものだから贋作でも本物と信じてしまうのは、自治体イコール権威と言う暗示が作用してしまいます。

美術の専門家も講演等の名目で副収入の仕事に繋がる事や水掛け論になり易い論争に巻き込まれる事を懸念して、贋作であると言う事実を知って居ても関わらないからです。

ここがインテリの悪い所かも知れません。

そもそもこれでは、美術の研究者とは言えませんが学者は自分の生活がある為に見て見ぬふりをして居ます。

恐らくすみだ北斎美術館の指定管理者も専門家程入札に参加しても取れない事が分かりますし、この様な美術館に関わる事が他の美術館に与える影響を考えますとマイナスになってしまいますから応札などしません。

墨田区の応札条件には必ず「区と密接な関係」と言う項目が記載されており、「区と密接な関係」とは区の外郭団体以外は参入出来ない事を意味しており、ここは区の幹部職員の天下り先ですよ前置きして居る様なものです。

現実に公益財団法人墨田区文化振興財団は前理事長は山﨑昇前区長から平成27年7月には、久保孝之前副区長が理事長に就任しており、更に常務理事と事務局長も兼務して居ます。

つまり真相は出来るだけ少ない幹部だけが把握する仕組みになって居る事を物語って居るのではないでしょうか。


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