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墨田区の大学誘致失敗に見る密室交渉と17年間も学校跡地が廃墟となった経済的責任! [墨田区の灰色政治]

20151214-1.jpg[カメラ]ご覧のものは8日に行われた企画総務委員会で提出された資料です。

これによると墨田区は優先交渉大学に散々利用されて来た事が分かります。

ここには平成27年5月の時点では「理事からは、大学の中期計画を策定予定」と言って居ますが、11月の時点で「理事から、都心展開を他の地域で行うことが決定したことから、本区進出を断念する」と言っています。

つまり5月時点では「大学の中期計画を策定予定」と言って居な害らこの時点で実際は中期計画は出来ており、他の都市との交渉段階に入って居た可能性が高いのです。

無能な墨田区は理事の言う事を信じ、大学名を区民の皆様にも議員に明かさずに交渉して来た結果が、他の地域との交渉の材料に利用されて来たと見るべきではないでしょうか。

そもそも、優先交渉大学と言いながらその大学名を明かせない段階で、交渉ごとのプロならこの話は相手は本気でない事を読み取って居るものです。

平成26年2月13日の平成26年第1回区議会定例会では山崎区長が大学誘致の進捗状況を報告し、文部科学省が今年度から実施する「スーパーグローバル大学」への採択を目指している大学であるとの言及しました。

しかし、平成26年9月26日に文部科学省が公表した審査結果からこの大学は漏れてしまったそうです。

当初9月には大学誘致の結果を議会に対して報告するとしておりましたが、この時点では報告出来ず平成26年度第4回定例会までには報告するとし、更に延びて12月には報告すると言って延び延びになっておりました。

同年12月16日(火)に優先交渉大学へ再度その意向をお伺いしたそうです。

その時の大学側は「社会情勢の変化や少子化に対応するため、平成27年3月を目途に大学の将来ビジョンを策定することとしており、都心展開についても策定後に検討することとなる」と述べました。

これまでに散々墨田区は優先交渉大学との交渉の中で引き伸ばしに延され挙句の果てがこの有馬様です。

墨田区が極秘に交渉して来た優先大学は結果的に千葉県内に決定したそうで、7年もの歳月が費やされ学校跡地は7年も活用されない結果になり付近の地域経済に与える影響は無視できません。

企画総務委員会の委員もだらしが無いと感じたのは、ここでその大学名を明かすべきではないかと迫る委員が誰も居ない事に私はフラストレーションを感じました。

これまで墨田区はこの大学に振り回され何も決められませんでしたし、学校跡地が7年も活用されなかった損害はや近隣の商店などの経済への影響を考えると誰もその責任を取りませんからその負担は区民の皆様の負担になって居るのです。

東京23区大学が無いただ一つの区としてその希少価値を逆に武器や個性として特色のある都市にする必要がございますし、大手企業の本社を誘致したり世界のホテルチェーンを誘致すべきではないでしょうか。


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