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円安ドル高が止まらない!日銀のマイナス金利政策の失敗!アベノミクスの失敗! [世界経済と日本]

20160301.jpg[カメラ]日銀の黒田総裁が行ったマイナス金利政策の失敗がご覧のドル円チャートからもはっきり分かる通り、目論見とは逆に円高に進んでしまいました。

ISM製造業景況指数49.5と前月の48.2と比べ良かった事や2日発表されるADP全米雇用報告が良い可能性があり一時的に円安になりますがチャートのトレンドは円高が続く可能性があり輸出関連企業を直撃し兼ねません。

20160301-2.jpg[カメラ]これはドイツ国債を保険対象にしたデリバティブ金融商品のCDS(Credit default swap)の過去6ケ月間の推移をチャートにしたものですが、最近価格が最近急騰しています。

これと似た様な動きがPIGS諸国にも見られ欧州が大きなリスク要因を抱えて居る事が伺われます。

20160301-3.jpg[カメラ]これは日本の国債を保険対象にしたデリバティブ金融商品のCDS(Credit default swap)の価格の6ヶ月間の推移ですが、マイナス金利導入で国債が買われた割には余り下落して居ない事が分かります。

このCDSの動きからも全世界的に見ても日本が安心出来る投資先として円が買われる国債がマイナス金利でも買われる要因です。

上海で先週末開かれた20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)では通貨安競争への懸念が示されながらも結果的は「長期化した低インフレは、継続的な経済停滞のリスクを増加させうる」と指摘した程度です。

それにしてもヘッジファンド等が世界中の国債の売買、実際には国債を買わずに非常にリスクの高いCDSを売り買いする動きは強まりますので、日本国債の価格も今年は乱高下しそうです。

つまりヘッジファンドが利益を求めて日本国債をマネーゲームの対象にしており何かの切っ掛けがあれば仕掛けて来ると思います。

何しろ日本の借金は1,000兆円と言われておりますから、世界中の投機資金の投機にはうま味があるかも知れません。

最近の投機資金の動きは一気に世界中の資金が同じ方向に向かう傾向があり、これが激しい値動きの要因でその背後には精緻に組まれた売買プログラムの存在がある様です。


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