知的障害者に新しい希望が！空ゆけ未来工房が横川に完成！障害者の就労拡大へ！

26日知的障害者を支援する社会福祉法人墨田さんさん会と墨田区の支援で作られた就労継続支援事業B型の支援施設「空ゆけ未来工房」の開所式が行われました。

この施設は、平成27年3月に施設の老朽化の為に閉館した区立すみだ厚生会館と社会福祉法人墨田さんさん会の亀沢七福福祉作業所がここに一つになり4月1日より運営が開始されます。

知的障害を持つ方で一般の企業に雇用される事が困難な方を対象に作業環境と仕事を提供し、作業を通じて自立と一般就労への支援を行う施設で定員は40名です。

本所警察署の前の好立地の場所で敷地は259.47平方メートル（周辺の土地の価格から計算しますと土地だけで約1億8千万円）延床面積は4階建で660.17平方メートルで建物は推計2億円以上と思われ総額約4億円はかかったと思われます。

建設開始前にアサヒ化成の杭施工で偽装問題があった時ですので、直径約1メートルの穴を砂礫層まで29メートルを8ヶ所掘り鉄筋を入れた上で約660頓のコンクリート打設したそうです。

これだけの工事を僅か7ヶ月でやってしまった岡建工事株式会社の岡田郁夫代表取締役と設計の有限会社鳴海設計事務所鳴海一義代表取締役はさんさん会の大山会長から感謝状が授与されました。

オリンピック特需で職人が集まらず工期が遅れる企業が多い中で、やはり地元企業の施工能力はすごいと言わざるを得ません。