墨田区基本計画から分かる!すみだの「夢」実現構想の裏側!夢は夢で終わる!第1話 [墨田区役所]
昨年の統一地方選挙で山本区長はすみだの「夢」実現構想を打ち出して当選されましたが、先ずすみだの「夢」とはいったい何なのでしょうか。
上の系統図をご覧下されば山本区長の提唱するすみだの「夢」実現構想の位置付けが分かります。
つまりお役人が書いたシナリオ、所謂「基本計画」の上に浮いた木の葉様な位置づけで、上の左端に小さく書かれて居ます。
政策とか施策、事業と書かれて居るだけで具体的なものは何もありません、これが基本計画なのですからお粗末そのものです。
つまり、政治主導では無く、お役人が書いたシナリオの一部に付け足されただけで、区長は担がれて居るだけである事がこの体系図から分かります。
そもそも「夢」とは何なのでしょうか、日本語的にその意味は「はかない、頼みがたいもののたとえ」とか「将来じつげんしたい願い、理想」と言う意味でそもそも雲を掴む様な話でしかありません。
シティープロモーション戦略の部分を見ると「先ず戦略と言いながら肝心の戦略がありません」。
戦略の第1が「訪れたいまち」とありますが、墨田区は既に東京スカイツリー開業以来国内外から多くのお客さんがいらっしゃっており、既に「訪れたいまち」になって居るからこそこうして来られて居ますから戦略でも何でもありません。
戦略の第2の「働き続けたいまち」とは何でしょうか「働き続けたい」と言う願望はあっても「働き続けられるまち」でなければ意味がありませんし、そもそも「働き続けたい」と言う感情は人間誰しも持っておりますから戦略では無いと思います。
戦略の第3の「暮らし続けたいまち」も現実にお住いの皆さんの多くは「暮らし続けたい」と多くの皆さんの想いでありごく普通の感情ですから、これを戦略と言うには無理があります。
山本区長の言うすみだの「夢」実現とは、ここから分かるのは、「訪れたいまち」「働き続けたいまち」「暮らし続けたいまち」と言う事になりますが、これらの何処に「夢」があるのでしょうか。
ここから分かるのは、そもそも山本区長の言うすみだの「夢」実現とは単なる「夢」でしか無くお役人が書いたシナリオに乗せられて担がれるだけで何もしませんよと宣言して居る様なものでしか無い事が分かります。
こんな事で民意が反映される行政にはなりませんし、お役人は担がれるだけで何もしない出来ない区長の基でやりたい放題の状況が生まれて居ます。
これに関連した問題を6月14日の第二回定例会で一般質問致しますので是非傍聴に来て下さればと思います。