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墨田区契約課の指名競争入札!長期リース契約第1話落札率は99.61%官製談合疑惑! [山本区長下で進む墨田区の官製談合疑惑の研究]

20160722-1.jpgこれは平成28年2月14日行われた指名競争入札「ブルークリーナーの借上」と言う長期リース契約で指名された業者は前回指摘した平成28年3月31日の指名競争入札で指名されたメンバーと全く同じです。

20160725-2.jpgこの入札を調べて行きますと「ブルークリーナー」と呼ばれるプール掃除に必要なクリーナマシンは通常区立学校では夏しか使わないにも関わらず定価約75万円の機器を5年間の長期リース契約をする必要があるのかと言う疑問です。

定価約75万円のブルークリーナーの市場での販売価格を調査してみますと60~70万円台でした。

墨田区はブルークリーナーのリース契約で月額82,620円で5年間つまり60ヶ月の契約ですから、合計で4,957,200円になります。

つまり、ブルークリーナーを合計6台借入れるのですから市場での販売価格70万円程度のものをが826,200円で借りる事になりますので1校当たり10万円程度割高になり合計借りたことで総額60万円も割高になるのです。

更に、月額82,620円は冬のプールを使わない時も払い続けるこの様な契約が効率が良いとは言えません。

要するにプールの稼働中の必要な時だけリースすべきで、仮にリース料が高ければ購入した方が安上がりです。

20160725-3.jpgご覧のものは入札仕様書ですが、上の赤矢印部分は5年間もの長期リース契約である事が分かりますし、下の赤い矢印部分には「メーカー出荷伝票を付けること」とあり、リースなのにこの様な条件がそもそも不要である事は言うまでもありません。

入札仕様書には商品名が「アクアボットビバ」と書かれて居ますのでこれお製造しているメーカー名は河合楽器である事が分かり、価格は75万円前後で販売されています。

更に、「部品・破損は、別途契約を締結し対応する」とありますので、このリース契約は故障や破損には対応しませんと言っていますからリースよりも購入した方が安上がりである事がわかります。

「調整・保守業務」は機器のカタログから、専用のリモコンで調整する程度で保守業務とは潤滑油を塗布する程度ですから学校主事なら充分に対応できるレベルだと思います。

20160725-4.jpgプールの自動掃除機の商品名「アクアボットビバ」のメーカーの出しているスペックですがその殆どが墨田区の入札仕様書の中身と同じである事が分かります。

こうしたプール清掃ロボットは様々なメーカーが製造しており安いものでは40万円台からあり高いものは100万円以上するものもあります。

問題は、墨田区は何故商品名「アクアボットビバ」を指定するのか疑問ですし、夏しか使用しないにも関わらず5年間もの長期契約をする必要があるのかと言う疑問から官製談合の臭いがします。

平成28年2月14日行われた指名競争入札で指名されたのは常に常連の4社で、墨田区の予定価格は黒塗りされて居ますが年間予算は995,328円ですから、ここから推測すると予定価格は82,944円である事が分かります。

予定価格は82,944円に対して落札額は82,620円その差額は僅か324円で落札率は99.61%になります。

この結果に墨田区の指名競争入札はこれまで取り上げて来たカテゴリー全て同じ業者だけが呼ばれて居ますし、全て落札率が99.24%以上ですから官製談合の可能性が無ければこの様な落札率は維持できません。


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