大ヒットハリウッド映画アバターに見る3Dバーチャル世界の創造がビジネスの鍵に! [世界経済と日本]
平日のレイトショーなのにチケット売り場には行列が、東宝シネマズ錦糸町で。
現在世界的な大ヒットを記録しているジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」は最新3D技術で上映されているので今後映画館のスクリーン自体も変わって来るのではと思います。
私も10年程前にある映画監督からIMAX(大型映像)をやらないかといわれ実際に見てみるとこれは将来すごい時代になるのではないかと予感しました。
しかし、現実にはIMAX(大型映像)は上映出来る劇場が非常に少ない上に、3Dは2台のカメラを同時に回すので高価なフイルムが膨大な量が必要なのでコスト的に採算が合わないと思いました。
最近その情勢に変化が現れ出しました、それは、映画のストーリ自体が出尽くしてしまいハリウッドではヒットを生み出す画期的なストーリを血眼になって探しているのですが限界が来ているのです。
名作等は何度もリメークされていますので、今度は技術革新で生み出された3D版でリメークする動きが高まっています。
その理由は過去のヒット作をリメークすれば映画にかかる多額の制作費も集めやすく、回収も確実ですので投資リスクが少ないからです。
また、ウオルト・デズニー社は、デスニーランドのアトラクションと映画をリンクさせ、映画の主人公になった臨場感で3D映像を劇場で見させ、今度はデスニーランドのアトラクション実際に体験できる様になります。
この代表的なものがウオルト・デズニー社の「センター オブ ザ アース」で猛スピードのトロッコで鉱山構道を走り回るシーンなどは3D映像の威力が充分に発揮されています。
これからのビジネスチャンスとして3Dバーチャル世界の創造者が台頭して来ると思われますし、実際に3DとかCGに係わって参りますとまだまだ未知の世界で無限の可能性がある事を痛感します。
こうして作られたバーチャルな世界に、あなたの分身が生活していて友達が出来たり、恋をしたりする事が可能になるかも知れません。
しかし、そんなバーチャルな世界へ逃避してしまう人ばかりになっても困りますので、そこで訓練してから社会に出る画期的な教育システムが今後作られるのではないでしょうか。