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曳舟再開発で登場するイトーヨーカドーは開店後何年持ち堪えられるのか?誘致に税金11億円 [再開発事業に見る官僚ビジネスを追う]

100518-1.jpg[カメラ]誘致に税金11億円が使われ建設が進む曳舟駅前のイトーヨーカドー、しかし持ち株会社の㈱セブン&アイ・ホールディングス決算資料を見るとスパー事業の営業利益は前年度比83%も減少しているのです。

100518-2.jpg[カメラ]過去に墨田区は錦糸町再開発でそごうデパートを誘致しましたが、僅か3年で倒産し、現在はJR錦糸町駅の駅前であるにもかかわらず巨大な雑居ビルとなっています。

こうした状況を振り返りますと、新たに作られる舟駅前のイトーヨーカドーは、四ツ木や木場のイトーヨーカドーと競合しますし、6月4日登場する巨大なアリオ北砂とも競合し激戦が予想されます。

曳舟のイトーヨーカドーが更に不利だと感じるのが周辺の道路の狭さと混雑で、地元のスーパーの価格の安さです。

下町の主婦は、生活防衛のためどこで何が一番安く買えるか数件はしごして買う人が多いのが実情ですので大手企業の規模の論理が通用するのか注目すべきです。

また、舟駅前のイトーヨーカドーの持ち株会社の㈱セブン&アイ・ホールディングスは、北千住店を閉店している様に各地の不採算店を切り捨ています。

私の予想では、数年後には撤退か大規模な縮小と言う道を歩むのではと思われます。

それにしても、誘致名目の11億円をもっと有効に使えたのではないでしょか。


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