検察審査会に「不起訴不当」を出させた審査申立書とはどの様なものだったのか?全文公開! [選挙カーの燃料代・レンタカー代不正請求]
検察審査会に「不起訴不当」を出させた審査申立書とはどの様なものだったのかと言う問い合わせがマスコミの方や各地のオンブズマン活動をされている方からの問い合わせがございましたので公開する事に致しました。(画像クリックで拡大します)
同様の問題で悩まれている方々のご参考になればと思います。
被疑事実の要旨は簡潔にまとめましたが、不起訴処分を不当とする理由は列挙して克明に書きました。
わが国は法治国家ですし、憲法では国民の人権保障を中核とし、あわせてそのための民主主義的な統治機構を保証する法が存在する事を示し、公訴権限を独占している検察は、国民が選んだ人達ではなく、官僚組織と言う閉鎖的な組織によって選任されているに過ぎない事を指摘しました。
本件は、情報公開、事実関係の調査、テレビ局との実証調査、テレビ番組での放送、住民監査請求、裁判、刑事告発、警視庁による捜査、事情聴取、書類送検等の複数の経過や人の手と時間をかけて告発に至った事を淡々と述べています。
そして、私財を投じてまでも不正を暴く者の主張が認められない不条理に心底苦しめられながら、その一方では詐欺を働いて公金を騙し取り私益を肥やした者が何の処罰も受けず、さも公正な選挙が行なわれたかの様な、欺瞞と大きな矛盾のある検察の判断は果たして適正なものと言えるのか。
最後に、国民目線に限りなく近い検察審査会の皆様の、適正かつ厳正な判断をお願いする形で締めくくりました。