公益の名の下に行なわれる官僚利権!財団法人墨田区文化振興財団に見る文化振興利権 [役人の天下り施設]
財団法人墨田区文化振興財団の入る建物この建設費だけで約50億円。
芸術文化の振興を名目に繰り広げられる官僚利権の構図を読み取りましょう。
この天下り財団法人の役員は19名うち常勤は1名、職員数は19名で非常勤がうち2名、区の職員が4名派遣されています。
職員の数と同じ数の役員数で実態は天下りの受け皿になっている事が読み取れます。
当期収入による区からの支出額の割合は70.4%で区の補助金無しでは事業が成り立たない事が分かります。
トリフォニーホール内事務所とアルカセントラル7皆の事務所は、行政財産の使用許可により無償使用が許されています。
墨田区の場合、文化振興課と財団法人墨田区文化振興財団と業務が重複しており、何も財団法人を作る必用はありません。
また、財団法人墨田区文化振興財団が関与する事で区民の負担が増える事を忘れてはなりません。
墨田区は北斎資料と称して北斎の版画等を大量に購入していますが、3月に区役所内のリバーサイドギャラリーで展示するのに何故入場料を取るのでしょうか。
区民が区民の財産を見るのにお金を取られるのも納得できませんし、指定管理者制度も不透明なままでこうした外郭団体だけが受注するのも疑問です。