公益の名の下に行なわれる天下り法人の区民の財産を天下り法人にすり替えるトリック! [役人の天下り施設]
旧庁舎跡地に建設された国際ファッションセンターに多額の区民の財産が移転している事を皆さんはご存知でしょうか。
区民の財産である旧庁舎跡地を墨田区と国際ファッションセンター株式会社が交わした土地賃貸借契約書の写しですが、区民の財産を破格の価格で取引した事がわかります。
当事の借地権料の相場から計算すれば50億円は下らない筈の両国の一等地が35億円と言う安値で借地権が売られていますし、土地の地代が年額1億2千960万円が14年間支払いが免除されています。
借地権料だけでも15億円、免除された地代は14年間で18億1千440万円の合計33億1千440万円がこの賃貸借契約が結ばれた時点で区民の財産が国際ファッションセンター株式会社移転した事になります。
墨田区は国際ファッションセンター株式会社に25億円出資しており、当事50億円の無利子融資や25億円の債務保証、更にこれに対する利子保証をしています。
14年間の地代免除期間が過ぎると地代が4000万円に減額され、昨年には鑑定評価額18億円の底地が13億円で売却されるなど総額64億円が国際ファッションセンター株式会社がらみで消えています。
更に、毎年補助金がファッション関連産業振興促進事業補助として862万円、クリエイティブスタジオ運営協議会に対する補助金3千320万円の約4200万円が使われていますから、16年間で6億7200万円が使われています。
何だかんだで70億円の区民の財産と税金がこの会社に吸取られて居る事がわかります。
やはり天下り法人が一度作られてしまうと多額の税金を飲み込む道具と化してしまい、補助金等が止められない仕組みも一緒に作られていますから取り返しの付かない事が行なわれておます。
こうした、決定には区議会が賛成しなければ成り立たない筈ですが、誰も気が付かなかったのかうまく丸め込まれたのか、わかりませんがオール与党体制の議会がどれ程危険なものかを示しているのではないでしょうか。