恐ろしい生肉の集団食中毒!国の衛生基準があっても無い現実!安全な食肉は何処に? [絶品グルメ情報!美味しい食文化]
筆者がアメリカで食べた牛肉のリブステーキですが、日本国内では狂牛病や口蹄疫の関係で輸入されず食べる機会はありませんが、これが結構美味しいく、大きすぎて食べきれない様に感じますが、約半分近くがあばら骨ですから残さずに食べられる量です。
ステーキ屋さんへ行くと焼き方を聞かれると思いますが、私の場合は軟らかくてジューシーに食べられるレアが好きです。
富山の焼肉店で集団食中毒3人もの死者が出た事が報道されると、妻がもうレアのステーキは食べない方が良いのではと言われ、火で表面が焼かれているから安全だと反論しましたが、やはり心配です。
富山の焼肉店の集団食中毒の原因は、ユッケと呼ばれる生肉を料理した食べ物で、これは食べた事がありませんが、やはり生肉は昔から食べるなと言われていた理由が分かった気がします。
思い出せば、馬刺しや鶏肉を湯通しした生肉や友人が狩猟で捕ってきた鹿肉を刺身にして食べた事を思い出すとぞっとするのは私だけでしょうか。
報道によると、肉そのものが汚染されている場合と調理中に汚染される場合の二通りの感染に大別されるそうで、生肉の場合はその両方の環境が完全でないと食べてはいけない事になります。
最近は、冷蔵技術や冷凍の技術が進歩し生の食品が新鮮なまま安全に食べられると言う事に馴れてしまい、その危険性が忘れ去られて居る気がします。
以前為替ディラーをして居た時に香港やシンガポールへ出張に行くと現地スタッフが暖かいものしか食べない事に驚きましたが、暑い国では食中毒の危険があるからこうした食習慣があるのです。
最近は、熱帯の国の人達も寿司を食べる人が多くなったのには私自身驚かされていますが、時代の変化とはすごいものです。
しかし、こうした中に落とし穴が隠されている事も事実で、皆が危険を忘れた頃に食中毒が発生する危険がある事を忘れてはなりません。
原発事故による電力消費を抑える為に、冷蔵庫の設定温度を上げる事業所や家庭があると思いますが、今まで大丈夫だったものが設定温度を上げた為に食中毒の危険があるものに変わる事も忘れてはなりません。
商社マンは先輩に良く言われる話ですが、レストラン等で出される水や氷は口にするな、生ものやハンバーグの様なミンチにされた食品は食べるな、エセ日本食は食うな、現地の人が食べるものを食べていれば安全だと言われます。
しかしながら、胃腸の強い人は良いのですが、弱い人がスパイスや脂分の多い現地の食品で済ます事は大変ですので、やはり信頼出来るレストランを利用するしか無いかも知れません。
これから食中毒の季節ですから皆さんもくれぐれも食中毒には気を付けてください。
本日の都内の放射線量(速報値午後9時現在)
線量率(dose rate)μGy/h(1グレイは1シーベルトに換算できます )
最大値 (max) | 最小値 (min) | 平均値 (average) |
0.0682 | 0.0616 | 0.0650 |
※東京電力福島第一原子力発電所の事故以前の測定値は、1時間あたり0.028~0.079マイクロシーベルトで推移しています。