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地方新聞で知る入札妨害事件の現状!桑名市異常入札が常態化!6割が最低制限価格! [利権政治が犯罪を生む]

20111010-1.jpg[カメラ]地方へ出張してよく目にするのが入札妨害事件で、談合など制裁が厳しくなって来ているにもかかわらずこうした事件の報道を目にします。(中日新聞10月6日朝刊)

中日新聞の報道によると桑名市の小学校の体育館の耐震化工事で桑名市の職員が逮捕されました。

桑名市では、昨年度に市が発注した水道工事を除く事業の六割以上が、最低制限価格と同額で落札されている事が、市などへの取材でわかったと報道しています。

愛知県警は、異常とも言える入札が常態化していたとみて捜査しており、逮捕されたマルマ工務店の経営者伊藤利光容疑者(55)は、2009年に市職員から最低制限価格を聞き出したとされ、価格の漏えいが続いていたと見ています。

県警によると、伊藤容疑者は、市長の私的運転手だった尾崎勝彦容疑者(73)を通じ、市職員の笹井保雄容疑者(56)から最低制限価格を聞き出したとされ、笹井容疑者は「違法とはわかって居たが尾崎容疑者から頼まれたため、断りきれなかった」との供述をしていると言う。

市は、09年以降最低制限価格を算出する計算式を公表しているとして、積算能力のある企業なら可能として、最低制限価格と同額で落札したから「不正があった」とは考えていないと説明している。

しかし、複数の業界関係者によると、計算を重ねても、制限価格の根拠となる資材の費用や人件費等の内訳はわからず、制限価格に一致させる事は1メートル先の針の穴に糸を通す様なものだと言われています。

明日の特集は、岐阜県職員収賄で逮捕事件を取り上げます。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.147~0.132マイクロシーベルト(午後8時~午後9時)


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