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史跡お台場の第三台場!江戸幕府が黒船来航に備えて作られた要塞跡 [その他]

20111012-1.jpg[カメラ]国の史跡に指定されているお台場の第三台場には大砲を据え付けた台があったことからお台場と呼ばれ、江戸幕府が黒船来航に備えて作られた当時としては堅固な要塞で、陣屋跡や火薬庫の跡が今も見られます。

鎖国をしていた江戸幕府は日本の沿岸に近づく外国船がしばしば上陸した事から外国船撃払令を出して攻撃して居ましたが、幕末になると幕府の力も衰え国内の問題と外国からの脅威で危機感を感じこうした要塞を作りました。

しかし、ペリー提督率いる黒船の艦隊を見た幕府はその大きさに圧倒されたと言います。

その後の日本が大鑑巨砲主義に陥ってしまったのは、実戦よりも心理的な脅威をこの時の経験から重視したのではないでしょうか。

当時の世界史や世界情勢から検証してみると、ペリーの率いる艦隊は実際には兵站と呼ばれる補給体制が確立出来ておらず、所謂はったりで江戸幕府に開国を迫って居た様です。

しかしながら、当時の人々に与えた衝撃は鎖国により国際的に遅れてしまった日本の文化への危機感が「文明開化」と言う意識を生み、海外の優れた技術を取り入れて今日の繁栄を生み出しました。

こう考えると原発や公共事業の利権等で固められた閉鎖的な組織が、時間と共に弱体化するのは自明の理と言えるのではないでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.141~0.130マイクロシーベルト(午後12時~1時)


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