超ハイテクカーナビの取付に挑戦第4話 バックカメラを取り付ける配線計画を綿密に! [車の維持管理自分でやって維持費削減]
バックカメラをなるべく車の後部の中央部分に取り付ける為に、配線を通せる場所を探しますと、ナンバー灯の取りけ部分利用出来そうです。
取説ではトランクから取付ける様に書かれておりますが、これでは、トランクを開け閉めする際にケーブルが邪魔になったり、見栄えが悪いので独自のルートで配線します。
バックカメラを取り付け、ナンバー灯を取付てみますと、配線が外に出る部分が最小限出来ました。
バッグギアを入れるとカメラが車の後方を写し出す様にするため、バックランプからカメラの電源を取り出す為に、配線を確認します。
カプラーが取りつく端子のどれがバックランプのものか見ただけでは分かり難いので、テスターを使い、どの端子が導通するか探しますと、テスターが電気抵抗をカウントしたこの端子だとわかりました。
今度は、その端子にカプラーのどの配線がバックランプのものかを調べ、カメラの電源ケーブルを圧着式コネクターで繋ぎ、マイナス側のケーブルは車の金属部分に接続します。
繋ぎ終わったら、再びテスターで配線がきちんとされているか導通を確認します。
バックカメラの配線が終わったらトランクルームから車内に配線を引き込みますが、後部座席を外して写真の様なボディーの鉄板の隙間から室内に配線を引き込みます。
車種によってはこの座席シートを外す作業は結構大変で、僅かな隙間を頼りに、何処にどの様に取りついているのか、構造を探りながら行うしかありません。
無事全ての配線を車内に引き込んで、写真のカメラコントローラー接続します。
黄色い端子の付いたケーブブルが映像用コードで、この入力端子をカーナビに取り付ければ完了です。
こうした作業を効率良く行うには、具体的な配線計画を綿密に行い、医師が手術前にイメージトレーニングを行う様に具体的なイメージを元に作業をすると手際良くできます。
しかし、実際にはイメージ通りに行かないトラブルも結構あります、カーナビ本体に至るまで周りから中心に向かって配線をして行きます。
段々作業の難易度が上がって来ますがその気になれば出来る事がわかりますし、こうした作業をする事により、様々な知識が付きますし、柔軟な応用力が無いと問題が解決しない事がお分かりになると思います。
また、製品を開発する技術者も製品の整備や修理の時に、如何に整備性が必用を理解されると思います。
より多くの人達が、不可能だと諦めないであらゆる事に挑戦すべきではないでしょうか。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.163~0.143マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)