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予想的中!第84回アカデミー賞「アーチスト」作品賞他最多5部門受賞サイレント映画83年ぶり [新作映画試写会日記]

20120214-1.jpg[カメラ]第84回アカデミー賞は「アーチスト」作品賞他最多5部門受賞と言うフランス映画初の快挙を遂げサイレント映画では第1回アカデミー賞での「つばさ」以来83年ぶりの受賞になります。[コピーライト] La Petite Reine-Studio 37-La Classe Americaine-JD Prod-France 3 Cinema-Jouror Productions-uFilm

ミッシェル・アザナヴィシウス監督(44)は、名匠ビリー・ワイルダー監督の作品の影響を受け「アーチスト」を制作した様ですが、実にサイレント映画を研究し尽くしたと言っても過言ではありません。

1月27日の当ブログで第84回アカデミー賞はこの映画が選ばれると予想しましたが、まさに的中した理由は、サイレント映画と言う無謀な挑戦だけでは無く、サイレント映画の撮影テクニック等を研究し尽くして居る点が映画を知るアカデミー会員の評価を高めたのではないでしょうか。

4月7日(土)シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー等で公開されるそうですので、映画好きの方には懐かしい様な新しい感じがしますので、大変お勧めです。

1月の試写会会場では、無声白黒映画でフランス映画と言う事もあり、マスコミの関係者の関心が低いのか、空席が目立ちましたが、見てびっくり、これ程無声映画で表現が可能なのかを知らされます。

墨田区は撮影所発祥の場所と言われ、大正2年に日本活動写真向島撮影所が現在の堤小学校のある場所に作られ、大正14年には高松豊次郎プロダクション吾嬬撮影所が京島3丁目に作られました。

まさに大正時代は、墨田区は流行の発信地だった事や繁栄して経済活動が活発だった事が現存する両国公会堂の存在からもわかります。

この時代の映画は全てサイレント映画で、劇場で活動弁士と呼ばれる人達が弁舌解説や台詞を入れる話芸も発達しました。

今では中々サイレント映画は見るチャンスがありませんが、墨田区にサイレント映画の街として活性化を図り、サイレント映画専門の映画館があっても良いのではないでしょうか。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.143~0.122マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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