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フランス国民3人に1人が観た!新作映画「最強のふたり」ヒットの秘密は実話を基に作られた! [新作映画試写会日記]

20120803-1.jpg[カメラ]全身不随の大富豪の介護者がスラムの黒人青年と言う実話に基づく全く違う生活環境だがお互いが偽善が大嫌いと言う設定、しかし、どちらが欠けてもお互いの生活が成り立たない。[コピーライト] 2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

この映画のテーマは「本当に必要な者同士には偽善は不要」となるのかも知れません。

大富豪のフィリップ役には、フランスが誇る演技派俳優と言われるフランソワ・クリュゼ、介護者のドリス役を演じるのはコメディアンとして活躍するオマール・シーが息の合った演技を演じて居ます。

20120803-2.jpg[カメラ]大富豪のフィリップの家はパリ6区のサン・ジェルマン・デ・プレと言う設定ですが、あそこならこんな御屋敷があっても不思議ではなさそうな雰囲気の地域です。

一方介護者のドリスの住む地域はパリ郊外の移民系の人達が多く住む地域で生活の格差が著しいのがパリの現実かも知れません。

この現実があるドキュメンタリー映画に登場するパラグライダーの事故で頸椎損傷になった大富豪と彼を介護する為に雇われた貧困層の青年が障害があっても生きる事の素晴らしさを見出す方法を教えました。

このドキュメンタリーに感銘を受けた、エリック・トラダノとオリヴィエ・ナカシュの両監督は、モロッコで実在の大富豪と直接会う事が出来てリアルな演出が可能になった様です。

20120803-3.jpg[カメラ]ファーストシーンはドリスが大富豪のフィリップのマセラッティーを暴走させながらセーヌ川沿いの道を爆走しパトカーに追われるシーンから始まる。

この暴走シーンも友情とも、本作で描こうとしたアイロニーへの挑戦とも、貧困層の夢と取れるのですが、障害者や失業者のハンデーキャップをアイロニーにしてコミカルに描いて居ます。

実話でしか描けない人間の本音の部分とそれをコミカルるに描く事で、見る人に安ど感と笑いを提供してくれます。

ラストシーンでは誰しもが感動の涙を浮かべるのではないでしょうか。

試写会でも多くの関心を集めて居ましたので日本でもかなり話題になるのではないでしょうか。

また、障害者の皆さんがご覧になれば日常の不便な事もユーモラスに乗り切れたり、良きパートナーさえめぐり会えば障害のある人生も捨てたものでは無い事に気づかれるかも知れません。

更に、ハリウッド映画でリメイクも決定したそうですので、今のうちにご覧になる事をお勧めします。

ロードショーは、9月1日より、シネシャンテ、TOHOシネマズ六本木、新宿武蔵野館ほか、TOHOシネマ系や他の映画館で上映されます。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.153~0147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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