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国土交通省発表危険な密集市街地東京23区ワースト1は墨田区!急がれる耐震と不燃化! [忘れてはならない東日本大震災]

20121013-1.jpg[カメラ]12日に国土交通省、都市局都市安全課住宅局市街地建築課市街地住宅整備室は平成24年3月1日時点のデーターを基に地震時等に著しく危険な密集市街地を発表しました。

注目すべき点は上の図をご覧下されればお分かりだと思いますが、東京23区で最も危険な密集市街地である事が指摘されております。

20121013-2.jpg[カメラ]墨田区の部分を拡大して見ますと墨田区の北部地域の半分近くの面積が真っ赤に塗られて居る事がお分かりになると思います。

この地域内にお住まいの方は大規模な震災で近隣に火災が発したら、迷わず赤区塗られた地域の外へ避難される事とこのエリアには戻らない入らない事をお勧め致します。

また、日頃から大規模な災害に備えて避難場所を確認したりご家族が危険な地域に戻らない様にする為に、安全な地域で合流出来るよう集合する場所を決めておく必要があります。

20121013-3.jpg[カメラ]東京23区で危険な密集市街地の面積が最も広い事が分かる数字データーです。

墨田オンブズマンの大瀬康介は区議会(平成24年度第1回定例会)で新不燃化促進事業の創設について一般質問を行い、様々な危険回避の為の質問と提案を行って参りました。

しかしながら墨田区長の答弁は消極的なもので、私が指摘した北斎美術館や災害時に使える可能性が少なく観光目的の防災船着き場の建設に多額の予算を使う方向は変わりません。

20121013-4.jpg[カメラ]大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災で被服省跡(現在の慰霊堂付近)の広場に逃げた逃げた多くの人々は大規模な火災に伴う火災旋風で焼死してしまいました。

東日本大震災の教訓を踏まえて、過去の関東大震災で10万人と言われる死者や不明者を出した事をしっかり再認識する必要があります。

墨田区は首都直下型地震が何時起こっても不思議では無いと言われる今でさえ、役人利権の温床になる恐れがある北斎美術館の建設を強引に進め、震災対策は後回しにしています。

こうした事は区議会議員が住民の安全を真剣に考えて下されば推進がかなり早まるのですが、震災対策を優先しょうと言う声は私を含めごく一部に過ぎません。

やはり、お役人様のやる事全て賛成と言う区議会議員が大多数で、区民の皆様の安全が守れるのか不安です。

しかし、進んで震災に対する安全対策を推進しなければ、再び多くの犠牲者や遭難者を出した歴史を繰り返してしまいます。

関東大震災や東日本大震災の教訓を活かして住宅の耐震化と不燃化を推進しなければ区民の皆様の安全は確保出来ません。

その為には、皆様の声と行動が必用ですので、ぜひお力をお貸しくださいますようお願い申し上げます。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.155~0.147マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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