すみだまつりに学ぶ!銭湯の無料利用券配布に大行列!銭湯の復活再生の時代に! [ニュース]
13日(土)14日(日)に開催されたすみだまつりはせく年同様に多くの人達でにぎわいました。
肢体障碍者福祉協会では恒例の子供たちに人気のスピードくじと例年ならカキ氷でしたが、今年児童福祉施設での食中毒事件を受けて保健所の規制が厳しくなった影響でコーヒーとマフィンやバウムクーヘンの販売をしましたが中々好評でした。
ここでの売り上げのうち仕入れに伴う経費を引いた利益は障碍者福祉協会の活動費に当てられ、昨年度の収益金から今年は白いお揃いのブルゾンを作る事が出来ました。
コーヒー1杯100円と単価が安いのでどれ程の売り上げになるか心配でしたが、結果的に予想を遥かに上まる売り上げでしたが、初日はコーヒーが足りなくなる事態が発生し一部のお客様にご迷惑をおかけした事をお詫びいたします。
すみだまつりの会場で長い行列が出来ていましたこれは何の行列でしょうか。
その答えは墨田浴場組合が無料入湯券を配るからの様です。
最近銭湯が少なくなってしまい、銭湯の存続を求める声が多数寄せられています。
この行列を見てもやはり江戸の昔から庶民から愛され、地域の繋がりを支えてきた事が地域のつながりが再認識された今再び人気が出てきた兆候ではないでしょうか。
銭湯の存続の問題点は様々ございますが、最大の原因がかつてのアパートなどのお風呂が無い住居が減っている事や燃料費の高騰が挙げられます。
重油が高騰しそれに代わるエネルギー源として廃材や廃油などがございますが、これがダイオキシンを発生する等の理由で使えないなど縦割り行政の壁に阻まれているのが現状です。
廃材や廃油などごみを資源として有効に活用するのが筋だと思います、銭湯のボイラーでこうしたのもを燃やすとダイオキシンが発生するなら、出ないタイプのボイラーの設置を国や都が助成すれば可能ではないでしょうか。
莫大な建設費の割に稼働率が低い清掃工場に多額の税金を使うなら、銭湯のボイラーを助成し活用すべきです。
銭湯に小さな町の火力発電所機能を持たせれば災害時に多角的に活用出来ますし復興も早まるのではないでしょうか。
また銭湯を時代のニーズに即した活用を図れば、まだまだ銭湯の復活が可能ではないかと思います。
たとえば、銭湯の家族で入れる家族風呂を作るとか、現在の400円ではデフレ経済下で家計の負担が大きいと思われますので、家族単位で利用すれば安くなる制度の創設は家族のきずなを深めます。
家に風呂がある家でも大きな風呂を定期的に利用しようという動きが出るのではないでしょうか。
これまでの古い制度や法律を見直し、縦割りを無くした柔軟な営業活動が可能になれば銭湯は復活が可能になると思います。
例えば、銭湯を利用した病気や怪我の治療、これは銭湯の湯に治療効果のある温泉成分を入れた浴槽を作り、診療所や整骨院を併設すれば、リハビリ等の治療が銭湯感覚で同時に行えます。
発想の転換と法律や制度の見直しが銭湯復活のカギではないでしょうか。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.155~0.143マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)