墨田区の建設する防災船着き場は殆ど使われない!観光で経済効果は嘘!第9話 [政商化する天下り外郭団体の利権の構図をさぐる]
葛西臨海公園にある旧江戸川側の防災船着場ですが殆ど使われない理由が公益財団法人東京都公園協会の水辺ラインの乗船料金の高さにもありそうです。
公益を謳いながらとても庶民が日常の足として利用出来る価格では無い事も原因がありそうです。
葛西臨海公園からお台場海浜公園に行くだけで1人1100円ですから、娯楽目的以外には実用性が乏しく公共交通機関となり得ませんからリピーターが居ないので減少する一方です。
時刻表を見ると土曜、日曜、祝日しか運航されずしかも一日3便では、山奥の観光地のバスの停留所と同じでとても都心とは思えません。
やはりお役人の外郭団体が行う事業ゆえに利便性も採算性も公益性も考えて居ない結果こうなったとしか思えません。
こんな外郭団体が管理運営しているから水上バスに接岸出来る船着場を増やした所で需要が増えるとは到底思えません。
ここで行われている事は、そもそも水上交通機関では無く遊園地のアトラクションと同じ位置付である事を全く理解して居ないお粗末さを感じます。
アトラクションと居事はそもそもが集客の根幹を成す事は出来ず、葉や枝の一部にに過ぎない位置付になっているとも言いかえられます。
このうち墨田区内に来る便は16時15分発の一日1回だけで帰りの便がありませんから後は勝手に帰りなさいと放り出してしまっています。
墨田区が建設を進めて居る防災船着場を利用する可能性のあるある便はここから出るものはこの1便だけですのでこれで墨田区に来る観光客がどれ程増えると言うのでしょうか。
しかも、1週間で2便しか無いの水上バスに2億5,000万円もかかる防災船着場を作ろうと言うのですから税金を捨てる結果になるのではないでしょうか。
しかも墨田区は防災船着場に管理人を置くそうですからこの人件費と管理費だけでも年間莫大な金額が施設が存続する限り発生します。
国や地方自治体の税源が乏しいと言われながらこの様な税金の使われ方が放置される反面本当に必要な医療や介護の財源が削られ低賃金ゆえに人材不足に陥っているのです。
これは誰の為の税金の使われ方なのかを、読者の皆様も真剣に考えて欲しいと思います。
墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.140~0.137マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)