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木密地域の墨田区民の命と安全が後回しで強引に進められる北斎美術館の実態! [開館後毎年5億円の赤字!すみだ葛飾北斎美術館]

20121201-2.jpg[カメラ]国土交通省、都市局都市安全課住宅局市街地建築課市街地住宅整備室は平成24年3月1日時点のデーターを基に地震時等に著しく危険な密集市街地を発表しました。

東京23区で最も危険な場所が墨田区北部の上の図で赤く塗られた地域ですからち一刻も早く危険な個所の耐震化や不燃化、道路の拡幅等が急がれます。

しかし、実際には墨田区のこうした対応は遅れに遅れ、鐘ヶ淵通りの拡幅などはもう30年以上かかりながら、その見通しすら見えないのが現状です。

また、不燃化や耐震の助成金を出して居るもののその負担割合が高い事や告知力不足で助成金の申請も少なく、実際には殆ど進んで居ません。

20121204-1.jpg[カメラ]いっぽう、すみだ北斎美術館は、議会で作るか作らないかと言う議決も行われて居ないのに、来年1月には建設の為の住民説明会が行われ、6月には仮契約と言うのですから住民も区議会も無視されたまま公然と進めて居ます。

来年1月に行われる住民説明会も、住民が参加しにくい日時が選ばれ、住民以外の人達が自称住民と称して区役所のOBや建設関連の人達が集められ行われる可能性があります。

これは、親水公園のブルーテラスを埋め、北斎館の建設予定地にあったテニスコートを建設する説明会では住民はたった2名町会長を入れても合計3名の参加者で決められています。

詳しくは2009年10月14日の当ブログをご覧くださいhttp://ose.blog.so-net.ne.jp/2009-10-14

北斎美術館の近隣説明会は、墨田区中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例で指定する範囲の近隣住民に対し説明会を実施する事を義務付けております。

来月に入っても知らされ無いご近隣の方がいらっしゃいましたら情報をお寄せ下さい。

20121129-1.jpg[カメラ]付近の白い巨大な圧迫感のある壁のが倒壊物の様に不安定に並ぶ建物は、人に心理的な不安感を与え精神を不安定にさせる恐れが懸念されます。

山崎区長は「世界的に有名な葛飾北斎を顕彰する」と言っておりますが、この建物の設計者自身が2011年1月29日に行われた「すみだ北斎美術館」の設計者を招いてと言うイベントでは葛飾北斎については詳しく知らないと言っております。

つまり、北斎作品にも北斎自身にも無知な、茨城県出身の設計者が北斎も江戸の文化も亀沢と言う歴史的背景や地域特性も理解して居ない設計者に何故やらせるのか、北斎を顕彰するならここが設計のコアになるのではないでしょうか。

区長は世界的に有名な設計者だと言っておりますが、世界的に有名な設計者は数多おりますし、有名な設計者のデザインだからと言って全てが優れて居るとは限りませんし、有名と優れたデザインとは全く別の次元のものです。

完成予想図を見る限り、作者の自己満足でしか無く、この中にはこの建物の接する人達が共有出来る普遍的概念、例えば葛飾北斎や江戸を身近に感じたり、亀沢の町に溶け込める等の概念が見出せません。

つまり、宣伝がうまいだけの事で、普遍的な価値は全く別ではないでしょうか。

宣伝文句や有名とかに弱い墨田区のミハーな体質では本物も芸術や文化は理解出来ないのかも知れませんし、GTS観光アートにしても芸大がやるから良いんだ的な発想で本物の価値を見抜けない人達には幻滅致します。

そもそも芸術や文化を理解出来ない人達が美術館等作らない方が良いと思いますし、価値が無いガラクタばかりつかまされるのが落ちです。

取敢えず北斎美術館は作られてしまえば毎年最悪5億円近い赤字が出ると予想されますので、この金額を25万区民で割ると一人当たり毎年2,000円を負担す事になります。

それよりも、首都直下型地震に備え区民を安全を優先すべきだと思いますので、徹底的に反対して参りますので皆様のご理解をお願申し上げます。

[ひらめき]墨田オンブズマンの空間放射線量計の値、0.137~0.121マイクロシーベルト(午後11時~午前0時)


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